STマイクロエレクトロニクス、NFCタグで業界初のNFC フォーラム認証を取得

NFC規格に準拠し、独自の高速データ転送モードを搭載したST25タグ
Geneva / 12 Oct 2017

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、近距離無線通信(NFC)タグICのST25ファミリが、業界の標準化団体であるNFC フォーラムの認証を取得したことを発表しました。

NFC フォーラムは、9月20日に、STのNFC フォーラム・Type-4タグIC(ST25TA)、Type-5ダイナミック・タグIC(ST25DV)、およびType-5タグIC(ST25TV)が、業界で初めて認証プログラムに合格したことを発表しました。同団体によると、この認証プログラムは、「魅力的で安定したネットワーク接続のユーザ体験」を実現するために、NFC製品の性能と相互運用性を確実にするものです。

NFC フォーラムの認証プログラムは、これまでスマートフォンやタブレットなどのNFC搭載機器のみを対象としてきましたが、低コスト化や普及を促進するため、タグおよびリーダ向けにも適合試験が開始されました。これにより、サービス事業者と消費者の双方が、ウェブサイトへのダイレクト接続、非接触ペアリング、電子メールやテキスト・メッセージのフォーマット作成、ログデータの記録、ファームウェアの更新など各種機能によるメリットを得ることができます。

STのメモリ事業部ジェネラル・マネージャであるBenoit Rodriguesは、次のようにコメントしています。「NFC技術がスマートフォンなどのモバイル機器メーカーに広く支持されていることに加えて、NFC フォーラムによる相互運用性の認証が開始されたことで、私たちは、消費者と業界へのNFCの普及がこれまで以上に進むことを期待しています。当社がST25タグおよびダイナミック・タグの認証を迅速に取得したことで、当社の顧客は設計・開発期間を短縮でき、一方で、サービス事業者や消費者は利便性と効率を大幅に向上させることができます。」

ST25TAはNFC Type-4に対応しており、NFCタグやNFC内蔵のトークン、スマート・ポスター、電子名刺などに使用できます。128bitパスワードによる保護機能のほか、オプションとしてカスタマイズ可能なCMOS出力も有しています。

NFC Type-5とISO 15693 に対応したST25DVおよびST25TVは、NFCタグのあらゆる用途をサポートでき、長距離通信のHF(13.56MHz)帯RFIDリーダライタのインフラを利用することで、物流やトレーサビリティの分野にも応用できます。また、ST25DVは、I2Cインタフェースを内蔵し、高速データ転送に対応するほか、タグと通信するNFC対応機器からのエナジーハーベスティング(非接触給電)が可能です。

ST25ファミリのその他の製品についても、現在NFC フォーラム認証の取得を進めています。詳細については、STの販売代理店またはセールス・オフィスまでお問い合わせください。

STのNFC / RFIDタグおよびリーダの詳細については、www.st.com/st25をご覧ください。

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