1990年代初めに環境ポリシーを導入した最初の多国籍企業であるSTマイクロエレクトロニクスは、サステナビリティ(持続可能性)への取り組みを積極的に進めています。この環境ポリシーの目標は、法律で求められる要件を超えたもので、STはその目標を達成しました。現在STは、サステナビリティに対する取り組みの範囲をますます拡大しています。

2014年、STは、ステークホルダーの期待と関心に応えると共に、優先的事業と国際標準との整合を確実にするため、サステナビリティ戦略に関する包括的重要性の検討ならびに見直しを実施しました。

サステナビリティはSTのすべての事業活動に導入されており、持続可能な技術やイノベーションといった領域における機会の最大化に加え、事業や業績に対するリスクの予測・軽減に役立っています。

現在、STのサステナビリティ戦略は3つの分野で構成されており、13の優先事項に注力しています。

 
  人材

従業員は重要なステークホルダーで、STの成功に欠かせない存在です。従業員の健康・安全・福利を確保し、従業員に対し成長・発展・革新の機会を提供することはSTの優先事項です。また、従業員の人権尊重に対するSTのアプローチは、国際基準に従うと同時に、文化の違いや従業員の価値観を考慮したものとなっています。

   
  ビジネス

持続可能な発展に向けたSTの活動は、財務パフォーマンスの向上、リスクの軽減、業界の長期的パイオニアとしてのステークホルダーによる評価の向上を目的に策定されています。STは、人々の暮らしをより豊かにするため、イノベーションの促進とソリューションの開発に向けた方法を模索し続けると共に、顧客とのオープンかつ継続的な対話を通じて期待に応えていきます。

   
  環境への取り組み

STは、環境への影響を最小限に抑えた事業活動を行うため、厳密法を採用しています。過去20年間、STでは「3つのR:reduce(削減)、reuse(再利用)、recycle(リサイクル)」というアプローチにより、電力、水、化学物質、廃棄物、および温室効果ガス排出を大幅に削減してきました。 STは、最終顧客の生活の質の向上に役立つ、高品質かつ革新的で環境に優しい責任ある製品の開発手法を継続的に探求するほか、長期にわたる協力関係、監査、サポートを通じて、責任あるサプライチェーンに対する課題にも取り組んでいます。

STは、事業展開するコミュニティにおけるすべてのステークホルダーに対し、付加価値の創出とリスクの最小化に向けて、積極的に取り組んでいます。この取り組みには、地域経済の発展、産学連携、地域活動への参加などが含まれています。ST基金の取り組みは、STが社会の発展に貢献している一例です。
ローカル・コミュニティは、STの3つの分野を横断的にカバーする領域です。

サステナビリティ戦略および13の優先事項
 
 
重要性マトリクス
 
 
 2011年、STは、持続可能戦略に関し、「ISO 26000 社会的責任に関する手引」を用いた評価を開始しました。この国際基準は、ステークホルダーのエンゲージメントに対するSTのアプローチと同様、STのリスクおよび重要性に関するプロセスを、レビューならびに改善を行う上で有用なフレームワークです。

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