STマイクロエレクトロニクス(以下ST)は、人々の暮らしの向上に役立つ半導体ソリューションを提供する世界トップクラスの企業です。

業界で最も広範な製品ポートフォリオを有するSTは、スマート・ドライビングやIoT向けの革新的な半導体ソリューションを多種多様なアプリケーションに提供しています。STは、私たちの暮らしをより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。

  • 世界有数の半導体メーカー
  • 様々な電子機器に半導体を供給
  • 世界有数の技術開発力(研究スタッフ : 約8,300名、特許 : 約15,000件(約9,000の特許ファミリ中)、出願中特許:500件)
  • スマート・ドライビングおよびIoT分野向けの主要ソリューションを提供
  • バランスの取れた豊富な製品群 (特定用途向け専用IC、特定用途向け標準IC、マルチ・セグメント向け製品)
  • 持続可能性を追求する先駆的リーダー

  • 本社:ジュネーブ(スイス)
  • 社長 兼 最高経営責任者(CEO) : カルロ・ボゾッティ
  • 2015年売上:69.0億ドル
  • 従業員数:約43,200
  • 営業・マーケティング拠点:75ヵ所(35ヵ国)
  • 主要工場:11工場
  • ニューヨーク証券取引所(NYSE: STM)、Euronext Paris、およびBorsa Italianaに上場(1994年に株式公開)
  • 19876月、SGS Microelettronica(イタリア)とThomson Semiconducteurs(フランス)の合併によりSGS-THOMSON Microelectronicsとして設立
  • 19985月、STMicroelectronicsに社名変更

製品ポートフォリオ
STの製品はあらゆるシーンで活躍しています。STは、顧客との協力を通して、スマート・ドライビング、スマート・ファクトリー、スマート・シティおよびスマート・ホームの他、次世代モバイルやIoT機器の実現に貢献しています。

 

スマート・ドライビング:より安全で環境に優しいコネクテッド・カーに向けて

現在、自動車産業におけるイノベーションの80%は、直接的か、間接的かを問わず、エレクトロニクスが実現していると考えられています。これは、自動車に搭載される半導体が、着実に増加していることを意味しています。スマート・ドライビングに向けたSTの製品およびソリューションは、さまざまなテクノロジーを融合させることで、より安全で環境に優しく、コネクッテッド・カーの実現に貢献しています。

STは、画像処理プロセッサ、レーダー用IC、センサ、GNSS測位用ICといった高度運転支援システム(ADAS)向け製品に加え、アダプティブ・ライトやユーザディスプレイ用技術を提供しており、自動車の安全性向上に貢献しています。また、電力制御用プロセッサ(EMU、ECU)、車載用サブシステムの中核となるパワー半導体、電気自動車向けのワイド・バンド・ギャップ技術(SiC、GaN)、センサなどが自動車の環境性能の向上に役立ちます。さらには、車車間・路車間通信用ソリューション、車載インフォテインメント用IC、テレマティクス・プロセッサ、チューナ、アンプおよびセンサの提供を通じて、自動車の「コネクテッド」化もサポートしています。

IoT :パーソナル機器から、住宅、都市、工場まで、あらゆるモノをスマート化

さまざまな技術領域を包括するIoT市場は、STの顧客ベースを、大企業から中小・零細企業にまで拡大します。STは、数万社におよぶ重要な中小・零細企業に対し、販売代理店やマス・マーケット向けの取り組みを通じて、製品を提供しています。

持ち運び可能で色々な使い方ができる「Smart Things」は、私たちの暮らしのあらゆるシーンで役立っています。STは、センサ、超低消費電力マイクロコントローラ、パワー半導体、アナログICおよび通信用ICなど、次世代のパーソナル・コンスーマ機器に必要なキー・テクノロジーを提供する主要サプライヤです。また、STM32 Open Development Environmentをはじめとする幅広い開発エコシステムを提供しており、短期間かつ低コストのプロトタイプ作成をサポートします。

また、STは、エネルギー管理システムや、次世代スマート・グリッドおよびその関連アプリケーションなど、急増するスマート・ホーム / スマート・シティ用システムに対しても、その中核となる技術を提供しています。例えば、消費者および電力・水道・ガス事業者による使用量や料金の確認・調整を可能にするスマート・メータ用IC、周辺環境の検知や、照明条件および自治体のニーズに合わせた調光や電源オン・オフが可能なスマート・ライティング用IC、交通量の測定や障害物を迂回する経路を教えてくれるセンサなど、STのソリューションは、私たちの暮らしを支える重要な機能をサポートしています。

STは、製造業をはじめとする産業分野における自動化やロボット技術を通じた効率・柔軟性・安全性の向上を実現するスマート・インダストリ向けにも幅広いテクノロジーを提供しています。産業システムは、「第4次産業革命」とも呼ばれる昨今のトレンドを受け、マイコン、センサ、アクチュエータ、モータ制御用IC、シグナル・コンディション用IC、産業機器通信ソリューション、電源IC、保護デバイス、無線モジュールおよびディスプレイ・LEDコントローラなど、幅広い製品を組み合わせることでスマート化が進んでいます。

研究開発および製造
STは創業以来、技術優位性を維持するため、研究開発に対して積極的な取組みを続けており、従業員の約5分の1が研究開発ならびに製品設計に従事しています。2015年の研究開発費は、売上の約21%に相当します。業界で最も革新的な企業の1社であるSTは、多数の特許を取得しており、継続的にその更新を行っています。特許取得数は、約15,000件(約9,000の特許ファミリ中)、出願中特許数は約500件におよびます。

また、FD-SOI(完全空乏型シリコン・オン・インシュレータ)技術を採用した先端CMOS(相補型金属酸化膜半導体)、イメージング技術RF-SOIBi-CMOSBCD(バイポーラ、CMOS、DMOS)、およびMEMS技術など、先進的な半導体製造技術を多く保有しています。

STは、自社の製造設備と研究開発部門を緊密に連携させた運用が効果的であると考えています。STは、前工程工場(ウェハ製造)と後工程工場(組立・テスト)の世界的なネットワークを構築しています。STの主要ウェハ工場は、アグラテ(Agrate)工場とカターニャ(Catania)工場(以上イタリア)、クロル(Crolles)工場、ルッセ(Rousset)工場、ツール(Tours)工場(以上フランス)およびアン・モ・キョウ(Ang Mo Kio)工場(シンガポール)です。また、中国、マレーシア、マルタ、モロッコ、フィリピンおよびシンガポールに組立・テスト工場があります。

サステナビリティ
STは、20年以上にわたり、サステナビリティ(持続可能性)を指針としており、2000年には国連グローバル・コンパクト(UNGC)に署名しました。また、EICC(Electronic Industry Citizenship Coalition)のメンバーとして、紛争鉱物、環境保護、社会問題、安全、衛生など、サステナビリティにおけるさまざまな課題の解決策を、業界全体で模索する取り組みにも参加しています。STは、実施するさまざまなプログラムが、STの事業優先項目およびステークホルダーの期待に沿うよう、行動規範ならびサステナビリティ戦略を策定しています。現在、STでは、事業活動全体にサステナビリティを取り入れることで、持続可能なテクノロジーやイノベーションによる機会最大化を図ると共に、業務や業績に関わるリスクの予測・軽減を可能にしています。

また、STは、毎年サステナビリティ・レポートを発行し、ステークホルダーに対し、各種プログラムの進捗や実績を報告しています。

2016年1月

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