ST Life.augmented

新闻稿

STマイクロエレクトロニクスのクロル工場において、研究開発プログラム「Nano2017」を発表

STが主導する5年間の戦略的研究開発プログラムが、エンベデッド・プロセシング ソリューションおよび技術に関するSTのリーダーシップを強化

     

    クロル(フランス)発 /

    多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、フランスの首相Jean-Marc Ayrault、生産再建大臣Arnaud Montebourg、高等教育・研究大臣Genevieve Fioraso、生産再建大臣付中小企業・イノベーション・デジタル経済担当大臣 Fleur Pellerinと、官公庁や地方自治体の関係者ならびにSTの経営陣が、グルノーブル(フランス)近郊のSTのクロル工場にて一同に会し、研究開発プログラム「Nano2017」に関する式典を挙行しことを発表しました。「Nano2017」においてSTの主要パートナーとなるCEA-LetiやIBM社も式典に出席しました。

     

    STが主導する「Nano2017」は、官民合同で実施される戦略的研究開発プログラム(期間:5年)で、クロル工場の研究開発センター設立依頼(1992年)のパートナーでフランスの主要研究機関であるCEA-LETIや、大学の複数の研究チーム、材料・装置製造メーカー、各種業者、CAD IPスペシャリスト、システム・インテグレータ、その他ヨーロッパのステークホルダーや中小企業等、数多くが参加しています。このプログラムは、フランスの官公庁や地方自治体からの支援の他、ENIAC Joint Technology Initiative(JTI)を通じて欧州共同体(EuropeanCommunity)からも支援を受けています。また、このプログラムへの資金提供には欧州委員会(European Commission)の承認が必要です。 

    「Nano2017」は、FD-SOI1(低消費電力・高性能プロセッサ)、次世代イメージング(センサ・画像処理プロセッサ)2)、次世代内蔵不揮発性メモリ3等の重要技術におけるSTのリーダーシップを強化します。これらの技術は、マイクロコントローラ、イメージング・ソリューション、デジタル・コンスーマ機器向け製品、アプリケーション・プロセッサ、デジタルASIC等、STのエンベデッド・プロセッシング ソリューションの中核となっています。エンベデッド・プロセッシング技術・製品は、主にフランスのクロル、グルノーブル、ルッセ、ソフィア・アンティポリスで開発されています。現在STが取り組んでいるエンベデッド・プロセッシング ソリューションの市場規模は、2013年に670億ドル(4)になると考えられており、成長と市場シェア獲得に向けた非常に大きな可能性があります。

    STマイクロエレクトロニクスについて
    STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」部門と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」部門の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。

    2012年の売上は84.9億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト(www.st-japan.co.jp)をご覧ください。

    1次世代プロセス技術であるFD-SOI(完全空乏型シリコン・オン・インシュレータ)は、原子の大きさ数十個または数百個のサイズに至るトランジスタの微細化を進める上で生じる課題に対応します。現在の28nm以下のシリコン・プロセス技術では、リーク電流のために、動作効率が低下します。FD-SOIは高速動作と低消費電力を、シンプルなプロセス構造で実現する手法です。
     2 イメージ・センサと画像信号処理の開発により、電力効率・安全性・利便性・健康を向上させるアプリケーションの実現が期待されています。例えば、目を離すと電源がオフになるテレビや、所有者を認識する自動車や住宅、異常な発育を発見する医療機器等が挙げられます。イメージング技術の進展により、これらのアプリケーションは可能になります。
    3内蔵不揮発性メモリ(eNVM)は、多くのシステム・オン・チップの重要な構成要素です。eNVMは、内蔵プログラムやデータ・ストレージ・ロッカーとして動作し、システム電源がオフ状態であっても、ファームウェア、セキュリティ・コード、較正済みデータ、およびアプリケーションで必須となるその他の情報を安全に格納できます。
    4出典:WSTS  
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