ST Life.augmented

新闻稿

STマイクロエレクトロニクス、モバイル機器の稼働時間をより正確に把握するバッテリ残量表示ICを発表

革新的な充放電状態のモニタリングで、バッテリの正確な残量を測定
ジュネーブ発 /
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、標準アナログICの主要サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、高精度な計測を可能にする特許取得済み技術を採用した最新のバッテリ残量表示ICを発表しました。超小型パッケージを採用したSTC3115は多くの携帯型機器に使用でき、Samsung社の新しいスマートフォンの一部機種で採用されています。残量表示機能は、スマートフォン、タブレット、デジタル・カメラ等の電子機器ではすでに基本的な機能となっています。「残りの駆動時間」を正確に知らせることでユーザの利便性が向上し、医療機器などの一部の携帯型機器にとっては必要不可欠な機能となっています。しかし、現在、多くの残量メータが、バッテリ寿命、充電効率の低下、システムの電力需要のバラツキ、温度効果等から生じるエラーの影響を受けやすくなっています。
最新のバッテリ残量表示ICであるSTC3115は、残量をより正確に測定するため、複数の高度な機能を搭載しています。現在までの主要デバイスは、バッテリへ入出力される電力のクーロンを使用したモニタ、もしくはクーロン・カウンタの精度を調整するための電圧モードで定期的に充電状態を測定してきました。STC3115では、充放電状態を把握しバッテリ・モデルを適切な状態に補正するOptimGauge™という特別なアルゴリズムが、両方の測定手法を選択しながら継続的に測定を行います。

STC3115は、バッテリのOCV(開回路電圧)を最初に測定する際、充電ICの起動やシステム起動を制御し、正しい状態でバッテリのOCVを測定する事が可能なため、 バッテリが接続された直後の測定精度が大幅に向上します。その他、経年劣化と温度を補正する機能が内蔵され、電圧測定精度は0.25%です。

STC3115の付加機能には、バッテリ・モニタの実行と同時に、動作電流を45uAに抑える低消費電力モードがあります。スタンバイ・モードでは2uAです。UVLO(Under-Voltage Lockout)フィルタは、短期的変動からバッテリ電圧を守り、不必要なシステム・リセットが発生しないようにします。さらにバッテリ電圧から直接動作させることができるSTC3115は、専用の電圧レギュレータが不要なため、部材コストを節約できます。

STC3115の特徴
• OptimGaugeアルゴリズムによって、バッテリ充放電モデルを調整可能
• 業界標準のI2Cでアプリケーション・プロセッサと接続可
• 様々なバッテリ・プロファイルの設定が可能
• 最大4.5Vまでのバッテリ電圧をモニタ
• 低消費電力バッファ(TS941ILT)との組み合わせで、マルチ・セルパックの監視可
• バッテリ挿入検出
• アラーム専用出力により、バッテリ電圧が閾値を下回った場合にアラームを出力

STC3115は量産中で、チップ・スケール・パッケージ(1.4 x 2.0mm)で提供されます。単価は、1000個購入時に約0.95ドルです。大量購入時の価格については、STのセールス・オフィスまでお問い合わせください。

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STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。
2012年の売上は84.9億ドルでした。さらに詳しい情報は、STのホームページをご覧ください。www.st-japan.co.jp
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