ST Life.augmented

Press Release

STマイクロエレクトロニクス、スマートな組込み機器向け半導体の性能をリード

業界最高性能の新しいARM® Cortex™-Mマイコンのサンプルをエネルギー、医療および無線市場の主要顧客へ提供

ジュネーブ発 /

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、公共料金メータ、再生可能エネルギー、ヘルスケア等、接続されたスマートな組込み機器の追加機能、性能、および効率の要件に対応するクラス最高の新しい32bitマイクロコントローラ(以下マイコン)を発表しました。

STM32 F427 / F437は、 STM32 F4 STM32 F4の既存ポートフォリオを拡大します。また、先進的なARM® Cortex™-M4コアと、豊富なアプリケーションの実行を可能にする業界最大容量の内蔵Flashメモリと追加SRAM、増加した通信ポート、強化された安全性、およびクラス最高の低消費電力性を組み合わせ、同コアを使用するデバイスでSTが持つ性能上の優位性を確実なものにしています。これらの特徴は、ソフトウェア設計期間の短縮、アプリケーション性能の向上、およびバッテリの長寿命化に役立ちます。 

STのマイクロコントローラ製品事業部 ジェネラル・マネージャであるMichel Buffaは、次の様にコメントしています。「最新のSTM32が持つ高度な機能とコネクティビティにより、身の回りの電子機器で優れたユーザ体験が可能になります。当社は、主要なお客様各社と協力し、最大2MBのFlashメモリを内蔵した STM32 F4 を、スマート・メータ、太陽光発電システム用パネル・コントローラ、無線モジュール、携帯型医療モニタ機器などのアプリケーションへ導入しようとしています。」 

1 MBまたは2 MBのFlashメモリを内蔵した STM32 F4 は、より豊富な機能を持つアプリケーションの開発や、高水準言語(Java™, Microsoft® .Net or uClinux™等)でのプログラミングによるプロジェクト期間の短縮を実現します。また、組込みシステムの開発者は、高水準言語を使用することで、デスクトップ・アプリケーション向けにソフトウェアの利点を活用できるようになります。同製品は、Flashメモリ容量(1 MB / 2 MB)に関わらず、256 KBのSRAMを搭載しているため、必要に応じて従来製品(Flashメモリ:1 MB、SRAM:最大192 KB)から、より大容量のSRAMを搭載する同製品に容易に移管することができます。 

STM32 F437は、強化されたセキュリティによって製品開発者の知的財産(IP)と共に、エンド・ユーザのデータを不正アクセスや改竄から保護します。暗号およびハッシュ・コプロセッサに業界標準のセキュリティ・アルゴリズムが追加された同製品は、各種セキュア・ハッシュ・アルゴリズム(MD5、SHA-1、SHA-2)、AES GCM(Advanced Encryption Standard Galois/Counter Mode)、およびCCM(Combined Cipher Machine)をサポートします。

技術情報:
STM32 F427 / F437のCortex-M4コアは、32bitマイクロコントローラ、浮動小数点演算ユニットおよびデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)で構成されています。このコアは、CPUとDMA(Direct Memory Access)コントローラの帯域幅を広げるSTのマルチAHBバス・マトリックス、および内蔵Flashメモリからのゼロ・ウェイト実行を可能にするART(Adaptive Real-Time)アクセラレータによって、168 MHz時に210 DMIPS(566 CoreMark)の性能を達成しています。これは、Cortex-M4がこの周波数で提供できる最高の性能です。 

1 MBまたは2 MBのFlashメモリと256 KBのSRAMを内蔵する製品の追加により、他のCortex-M4コア・ベースのマイコンと比較すると、内蔵メモリ容量が大幅に増加しています。そのため開発者は、高価な外付けFlashメモリおよびSRAM(STM32 F4シリーズの外部メモリ・インタフェースを利用)の追加や、ROMを必要としないアーキテクチャを使用しなくても、豊富なアプリケーションに必要な大量のコードとデータを管理できるようになります。ROMを使用しないソリューションでは、さらなるコスト上昇、PCボードの大幅な複雑化、電磁放射増加の可能性があります。 

STM32 F427 / F437は、コネクティビティ強化が必要なアプリケーション向けに、USARTとUARTを各4個搭載しています。これに対し、既存のSTM32 F2 / F4は、4個のUSARTと2個のUARTを搭載しています。また、STM32 F2 / F4で3個だったSPIポートは、6個に増加しました。その他、I2Cインタフェース用のオプションであるデジタル・フィルタ(3個)により、通信の堅牢性が向上します。 

2011年9月に発表されたSTM32 F407 / F417シリーズに、16品種から成る新しいSTM32 F427 / F437シリーズが加わります。STのSTM32ファミリは360品種以上の製品で構成され、各種ARM Cortex-Mコア(M0 / M3 / M4)、幅広い内蔵Flashメモリ容量(16KB~2MB)、最大256 KBのSRAM、多数のパッケージ・オプション(36ピン~176ピン)を用意しています。 

STM32 F427 / F437は、シンプルなピン配置およびソフトウェア互換のアップグレード・パスにより、既存のSTM32 F2およびSTM32 F4をベースとしたアプリケーションを強化することができます。さらに、大容量化した内蔵メモリとDSPで強化されたCortex-M4コアによって、マイコンとDSPを使用し、広範なSTM32開発エコシステムを活用するシステムに、高度に統合されたソリューションを提供します。

STM32 F427 / 37の特徴

  • バックアップSRAM : 4 KB + 80Byte
  • 通信インタフェース : USART(4個)、UART(4個)、SPI(6個)、デジタル・フィルタ付きI2C(3個)、CAN(2個)、SDIO、USB OTG(2個)
  • 専用オーディオPLLおよび全二重I2Sチャネル(2個)
  • IEEE 1588 v2対応イーサネット10/100 MAC
  • 12bit DAコンバータ(2個)、12bit ADコンバータ(3個)、16/32bitタイマ(最大17個)


STM32 F427 / F437は、主要顧客向けに現在サンプル出荷中です。2013年第1四半期に量産を開始する予定で、対応パッケージはLQFP100 / LQFP144 / LQFP176 / UFBGA176です。

STM32F427VGT6(内蔵Flashメモリ:1MB、SRAM:256KB、LQFP100パッケージ)の単価は、年間1000個購入時に7.45ドルです。
STM32F437IIH6(内蔵Flashメモリ:2MB、SRAM:256KB、暗号/ハッシュ・プロセッサ搭載、UFBGA176パッケージ)の単価は、年間1,000個購入時に9.50ドルです。

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STマイクロエレクトロニクスについて
STは、Sense & Powerおよびマルチメディア・コンバージェンス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。 

2011年の売上は97.3億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト(" type="">www.st-japan.co.jp)をご覧ください。

 

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