ST Life.augmented

プレスリリース

STマイクロエレクトロニクス、2012年度サステナビリティ・レポートを発行

ジュネーブ発 /

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、2012年のサステナビリティ(持続可能性)レポートを発行しました。STにとって16番目となるこの年次サステナビリティ・レポートは、2012年のSTのサステナビリティに関する戦略・方針・成果を詳述している他、全てのステークホルダーに対して価値を創造するため、人材・製品・環境・コミュニティを網羅する新たな持続可能性戦略をSTがどのように事業全体に組み込んでいるかを示しています。

 

2012年は、市場および最終顧客の競争環境の著しい構造変化と同様、厳しい景気シナリオを特徴とし、半導体業界にとって引き続き厳しい一年となりました。2012年、STはサステナビリティに関し、以下の成果を達成しました。
  • 世界各国の施設で使用する全ての水の45%以上をリサイクル
  • グリーンエネルギーの購入割合を2011年の4%から2012年は7.4%に増加
  • 全12ヶ所の製造拠点において、2012年の結果を基にスコープ1およびスコープ2の排出に関しISO 14064認証を取得
  • サプライ・チェーン・ガバナンスの重視、ならびにサステナビリティに関連するサプライチェーン全体に重要業績評価指標(KPI)を導入
  • 2012年の新製品売り上げの30%を、責任ある製品1で達成。また、2015年までに全ての新製品をエコ・デザイン化する予定
  • 最先端の28nm FD-SOI技術等を含む新しいテクノロジーを研究開発コミュニティに発表した他、大学や中小企業の新市場および新規アプリケーションの開発に対し、シリコン仲介パートナーであるCMS社を通した優遇レートで、最先端のマイクロエレクトロニクス技術へのアクセスを提供
  • コミュニティへの関わりを正式に測定する新たな取り組み:世界22ヶ国42都市で約400件の取り組みを実施

STの社長 兼 最高経営責任者(CEO)であるCarlo Bozottiは、次の様にコメントしています。「世界経済を再活性化し、社会・環境問題に取り組む鍵は、財政面・社会面・環境意識などあらゆる面において持続可能性を持った革新的企業が握っています。STでは、全従業員が、設立以来26年間にわたりこれらの分野において達成してきた業績を誇りに思っています。我々は今後もこの道を歩み続け、マイクロエレクトロニクスが人々の生活のあらゆる場面で貢献するというビジョンを実現するため、当社の革新という伝統をさらに発展させていきます。」

本レポートは、国連グローバル・コンパクト2 のCommunication on Progress(年次活動報告)として見なされ、GRIガイドライン3 に準拠しています。また、多くの外部ステークホルダーからのフィードバックや提案を含んでいます。 

 

サステナビリティ・レポートはこちらからダウンロードできます。  
また、STのサステナビリティへの取り組みは、こちらをご覧ください。


注記

2012年のサステナビリティに関する成果

人材
STによる人材および組織開発 プログラムは、STの戦略ならびにビジネス・ニーズに合致したものです。2012年、STは、営業・マーケティングおよび研究開発部門スタッフの能力を向上させるための研修プログラムに重点的に取り組みました。マネージャ・レベルにはリーダーシップの質により焦点を当てた一方、専用プロセスを通して技術系人材のキャリアパスを開発する方法を強化しました。2012年末時点で、このプロセスは対象となる拠点や技術系人材の84%に対して展開され、2013年末までには100%とすることを目指しています。さらに2012年上半期には、ST-エリクソンの優秀な従業員数百名のST研究開発チームへの移管がはじまり、複数の重要な製品分野において成長促進の支援を行っています。

製品
STは、マイクロエレクトロニクスが人々の生活にポジティブかつ革新的な変革を起こすあらゆる場面において貢献するというSTのビジョンに基づき、技術的専門性を継続的に向上させ、製品およびソリューションの開発を推進しています。社内的なプログラムであるProduct Stewardshipプログラムには、製品コンプライアンス、エコデザイン、責任ある製品が含まれています。また、全ての新製品に適用されるSTAR Responsible Productイニシアチブと呼ばれるSTの社内的な取り組みでは、新製品を省エネルギー、ヘルスケア、セーフティ(例:より安全な車)、デジタル・セキュリティ等、適切な環境・社会カテゴリーに分類し、より持続可能な世界に貢献する196品種の新製品を特定しました。代表的な例としては、全ての照明の効率化に適しているSTの新しいMasterlux™ファミリがあります。また、STは、2015年までに新製品を全てエコデザイン化する目標に取り組んでいます。


環境
エコロジーに関して、電力・水・化学物質の使用が製造量の変動に大きく左右され、2012年の環境パフォーマンスに影響をおよぼしました。しかしながら、STのグリーンエネルギー購入は85%増となり、水のリサイクル率は6%改善しました。2012年の直接的・間接的な二酸化炭素排出量の結果に基づき、全12ヶ所の製造拠点でISO 14064認証を取得しました。また、前工程製造拠点の内3カ所では、国際的なエネルギー管理体制の認証制度であるISO 50001認証を取得しました。

コミュニティ
2012年、STは、環境への取り組みに加え、地域社会への貢献を強化しました。約4500名の従業員が世界中で行った400件近いイニシアチブの効果をより正しく評価するため、LBG4 法を取り入れました。STのコミュニティ・プロジェクトは、世界レベルで若者や教育を最大の焦点としています。また、イノベーションと先端技術、社会福祉と慈善事業、環境活動、経済発展等の分野に関しても引き続き取り組んでいきます。

2012年、発展途上国における約3万人の人々が、デジタル・デバイドの縮小を目指すST基金によるDigital Unifyプログラムの恩恵を受けました。また、EICC(Electronic Industry Citizenship Coalition)の献身的なメンバーであるSTは、サプライ・チェーン・マネジメント・プログラムにおいて、紛争地域の鉱物を調達しないさらなる規制を導入しています。例えばSTは、現在、Conflict-Free Smelters' Protocolを通じて、全てのタンタル製錬所を認証しています。


STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」部門と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」部門の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。

2012年の売上は84.9億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト(http://www.st-japan.co.jp)をご覧ください。

1 STは「責任ある製品」を、消費電力を低減する製品や主な社会的課題に対し、新たな環境・社会的ソリューションを提供する製品と定義しています。
2 国連グローバル・コンパクトは、各企業が影響を及ぼす範囲内で、人権・労働基準・環境・腐敗防止の各領域における一連の本質的価値を受け入れ、支持し、行動することを求めています。
詳細は、http://www.unglobalcompact.org/aboutthegc/thetenprinciples/index.htmlをご覧ください。

3 GRI(Global Reporting Initiative)は、経済・環境・社会の持続可能性を促進する非営利団体です。GRIは、あらゆる企業・団体に対し、世界中で広く使用されている包括的なサステナビリティ・レポートの枠組みを提供しています。詳細は、https://www.globalreporting.orgをご覧ください。

4 LBG(London Benchmarking Group)は、企業のコミュニティへの投資が事業や社会に与える実質的価値や影響をより正確に測定する方法で、世界中の企業に採用されています。

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