ST Life.augmented

プレスリリース

STマイクロエレクトロニクス、NTTぷらら社のスマートテレビ新チューナーにICを提供

先進的なAndroidベースのハイエンドIPTV製品が世界最高クラスのSTB用SoCを採用
ジュネーブ発 /
多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、セット・トップ・ボックス(STB)用ICの主要サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、日本の主要映像配信サービス事業者である株式会社NTTぷららのスマートテレビ新チューナー(2013年4月17日発表、以下STB)に、先進的なSTB用システム・オン・チップ(SoC)であるOrlyが採用されたことを発表しました。このSTBは、ホーム・エンターテインメントおよびブロードバンド・サービス事業者向け機器事業を世界的に展開する日本の大手メーカーである住友電工ネットワークス株式会社によって開発されました。
STのOrlyは、Linux、Android Ice Cream SandwichおよびHTML5をベースとする住友電工ネットワークス社の世界的なSTB用ミドルウェア・プラットフォームに最も適したハイエンドSoCであるとして採用されました。特に、Orlyのデュアル・コアARM® Cortex™-A9 MPCore® プロセッサにより、STBはAndroid™オペレーティング・システムを動作させることが可能な他、モバイル・エコシステムを含む新規市場への参入が容易になります。さらに、ARM Mali® 3Dグラフィック・プロセッサの統合で、住友電工ネットワークス社はAndroidベースのサービスにおける多彩なユーザ・インタフェースの設計が可能になりました。

STのOrly は、専用のリアルタイム・マルチメディア・プロセッサ、多規格対応のビデオ・デコーディング・エンジン、HDおよび3DTV規格対応の高性能ビデオ・エンコーディングを統合し、高品質で革新的な放送およびインターネット・サービスに理想的なプラットフォームを提供します。また、優れた処理能力に基づく高速トランスコーディングが、住宅内のPC、テレビ、タブレット、モバイル機器を利用したマルチ・スクリーン体験を実現します。その他、最新の限定受信規格とIPTV向けデジタル著作権管理(DRM)をサポートする高性能セキュリティ・エンジン、OTT(Over-The-Top)やマルチ・スクリーン、DLNA(Digital Living Network Alliance)マルチ・ルーム対応、Faroudjaビデオ・エンハンスメント技術、メディアおよびデータ駆動型アプリケーション、インターネット動画標準規格のサポート等の特徴があります。

SoC専用のSTのソフトウェア開発キット(SDK)は、住友電工ネットワークス社におけるスマートIPTV用STBの開発の簡略化ならびに開発期間の短縮に向けた取り組みをサポートしました。また、SDKは、STB上におけるAndroidの駆動ならびにIPTV専用ミドルウェアを統合する上で必要なコンポーネントとツールを提供するだけでなく、ネイティブのAndroidツールによる多彩なユーザ・インタフェース開発もサポートしています。

NTTぷらら社の取締役技術本部長 永田 勝美氏は、次の様にコメントしています。「当社は、スマートテレビ対応新チューナーの提供により、ユーザインターフェースの操作性向上や、トリプルチューナー機能を実現しました。日本初となるクラウドゲーム『ひかりTVゲーム』や様々なアプリを楽しめる『ひかりTVアプリ』にも対応することで、お客さまそれぞれのライフスタイルにあった、より便利なスマートテレビサービスを提供していきます。」

住友電工ネットワークス社の取締役 兼 第2技術本部長である西本 裕明氏は、次の様にコメントしています。「当社は、IPTVサービスの高度な機能とシームレスなエンド・ユーザ体験を提供できる次世代STBを開発できたことに大変満足しています。当社の新世代SmartTV向けSTB共通ミドルウェア・プラットフォーム『StreamCruiser® 』はSoCアーキテクチャに依存せずAndroid/LinuxおよびHTML5アプリケーションからハードウェア・エンジンへのセキュアなアクセスとマルチ・コアの最適な利用を可能とするAPIを提供するソリューションです。これにより、お客様は事業戦略、商品企画、期待されるユースケースに最適なSoCを選択することができます。」

STのデジタル・コンバージェンス・グループ、バイス・プレジデント 兼 ユニファイド・プラットフォーム事業部ジェネラル・マネージャであるLaurent Remontは、次の様にコメントしています。「NTTぷらら社ならびに住友電工ネットワークス社がSTと協力することを選択し、住宅内の複数のネットワーク対応機器にシームレスかつ高品質な視聴環境と革新的なサービスを提供する次世代STBが実現したことを嬉しく思います。」

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。

2012年の売上は84.9億ドルでした。さらに詳しい情報は、STのホームページをご覧ください。www.st-japan.co.jp.

株式会社NTTぷららについて
NTTぷららは、映像配信サービス「ひかりTV」、インターネット接続サービス「ぷらら」、 IP電話「ぷららフォン」などを運営し、2013年3月末現在552万の会員様にご利用いただいています。「ひかりTV」はネットを通じてご自宅のテレビやスマートフォン・タブレット端末などさまざまな機器で、 人気の映画やドラマ、アニメなどのビデオ作品や専門チャンネル、さらにはショッピングなどをお楽しみいただけるサービスです。2008年3月サービスを開始以降、先進的なサービスを提供することを心がけてきました。お客さまのニーズが多様化し急激に変化を続ける現代において、NTTぷららでは常にスピード感をもって対応することで、よりご満足いただけるサービスを追及しています。

住友電工ネットワークス株式会社について
住友電工ネットワークス株式会社は、住友電気工業株式会社の全額出資会社で、ブロードバンド・アクセスとIPTV機器のトップ・サプライヤとして、情報通信技術産業で活躍するお客様に、高い性能と信頼性を備えた革新的な製品を提供しています。製品群には、ADSL、VDSL、GE-PON、VoIP(Voice Over IP)、BBR(BroadBand Router)、HGW(Home GateWay)、ワイヤレス・ブロードバンド、PLC(Power Line Communication)、IPTVセット・トップ・ボックス、ハイブリッド・セット・トップ・ボックス、およびCDN(Content Delivery Network)等があります。住友電工ネットワークス株式会社は、常に技術革新を追求し、通信事業者様における収益性の向上と豊かなコンスーマ体験の提供に貢献しています。

住友電気工業株式会社について
住友電気工業株式会社は、光ファイバ / ケーブル / 部品、先端電子デバイスおよび自動車用部品の設計・製造・販売を行っています。効果的な研究戦略と多様化により、情報通信産業の最前線における世界的なリーディング・カンパニーの1社となっています。また、光技術における住友電工の世界トップ・クラスの研究、製造能力によって、業界トップ・レベルの信頼性を維持し、常に製品ポートフォリオを拡大・強化しています。住友電気工業株式会社は、世界30ヵ国に18万人の従業員を配し、グローバルに事業を展開しています。2012年3月決算の住友電工グループの売上高は、260億ドルでした。http://global-sei.com
 

Feedback Form
Customer Feedback