インクルージョン 5.20% STフランスに
おける障がい者
雇用率
トレーニング 10 ムーア工場の
スキル向上
プログラム実施
期間(月)
安全 1,840 カターニャ工場の現場安全視察回数
STは、製造に携わる従業員に良好かつ安全な職場環境を
提供するよう努めています。
STは、より良い職場環境の構築に向けて、あらゆる従業員の安全衛生を守りつつ、ウェルビーイングの推進に取組んでいます。 また、多様な人材を確保するために、公平かつ包摂的な職場環境の醸成と最高の従業員体験の提供を目指しています。
カランバ(フィリピン)
STのカランバ工場では四半期ごとに「Employee Day」を開催しています。 工場の経営陣とランダムに選ばれた従業員との双方向コミュニケーション・プログラムで、従業員が工場内の全般的な改善点を明らかにし、指摘できるようにすることを狙いとしています。 こうした従業員と経営陣の協力関係は、従業員のモチベーション、職場環境、従業員と経営陣または従業員同士の関係におけるバロメータとなります。
ムーア(マレーシア)
STのムーア工場では、スキル向上プログラムとして技術教育 / 職業教育 & トレーニング(TEVT)を実施しています。 2021年にスタートしたこのプログラムは、10ヵ月にわたって実施され、25~40歳の従業員が、座学40%、実践60%に基づき、各自の技術スキルの向上を図ることができます。 従業員は、4日間の労働と2日間のパートナー機関における学習によるデュアル・システム・プログラムを受講します。
カターニャ(イタリア)
STは、「安全第一」アプローチの重要な一部として、すべての製造拠点でマネージャーによる安全視察を実施しています。 カターニャ工場のマネージャーは、安全視察を日々の最優先事項とし、2022年には初期目標の1,400回を超える1,617回の視察を実施しました。これにより、総要記録傷病事案発生率(従業員および契約労働者)が0.07(従業員1,000人当たり1回未満)まで削減されました。
ツール(フランス)
STフランスは、2017年に発足した複数企業による職業教育プログラムであるFIAM(企業間職業訓練コース)に参加しています。FIAMは、障がい者の教育レベルをエレクトロニクス業界のニーズに合わせるための訓練を行っています。STのツール工場では、2016年からこのプログラムを実施しており、FIAM卒業生の50%以上を雇用することを目標にしています。こうした取組みの結果、2022年に同工場では8.11%、STフランス全体では5.20%の障がい者雇用率を達成しました。