NanoEdge™ AI Studioにより、組込みプロジェクトに最適なAIライブラリを簡単に生成できます。AIの専門知識がなくても、お使いのマイクロコントローラのCコードに機械学習(ML)機能を組み込むことができます。
NanoEdge* AI Studioには、AIライブラリの自動探索・検証エンジンが組み込まれているため、開発者は最小限のデータや少ない手順で、プロジェクトに最適なMLライブラリを生成できます。生成したライブラリをマイクロコントローラに書き込むと、エッジで直接トレーニングと推論を実行し、セキュリティの向上と遅延の軽減を実現します。
NanoEdge AI StudioでAIへのアクセスを向上: ソフトウェア開発者は、最適なMLライブラリを作成できるようになります。人工知能(AI)分野での特定のデータ・サイエンス・スキルや専門知識は必要ありません。
NanoEdge AI Studioは、最もコンパクトなArm® Cortex®-M0ベースのマイクロコントローラを含むSTM32の全製品向けに、フットプリントがきわめて小さいライブラリを生成可能です。
*NanoEdge™は、STMicroelectronics International N.V.もしくはEUおよび / またはその他の地域における関連会社の登録商標および / または未登録商標です。

NanoEdge AI Studioの主な特徴
- イベント検出、分類、または回帰のための機械学習ライブラリを生成します。
- 数百万のアルゴリズムを探索し、精度、信頼性、推論時間、メモリ使用量を検証し、適切なライブラリを自動提案します。
- 最もコンパクトなArm® Cortex®-M0ベースのマイクロコントローラでも実行できる、フットプリントがきわめて小さいライブラリを生成します。
- Windows®またはLinux® Ubuntu®上で稼働する、開発者向けのPCベースのプッシュボタン型Development Studio
NanoEdge AI Studio V3リリースの新機能
- さらに使いやすくなった新しいインタフェース
- 異常検出のサポートが向上。特に予知保全アプリケーションでは、劣化および断裂現象を予測し、機器の劣化に対して適切に対応可能
- 追加された回帰アルゴリズムにより、エネルギー管理向けのデータ推定や将来のデータ・パターンの予測を行い、機器の残り寿命を予測可能
- STWIN開発ボード向けに搭載することで活用可能な最新で高速なデータ取得と管理により、コードを記述することなく、産業用センサすべてを簡単に管理可能
アプリケーション例
NanoEdge AI Studioを使用したテストおよび試作開発の方法
NanoEdge AI Studioの機能 / 性能テストに必要な開発キットを選択します。
STEVAL-STWINKT1B
STWIN インダストリアルIoT向けワイヤレス・センサ・ノード用開発キットおよびリファレンス設計
インダストリアルグレードのセンサと超低消費電力の物理ノードで、データ・セットの取得から統合まで機械学習サイクルの設計を網羅したFP-AI-MONITOR1ソフトウェア拡張パッケージを使用して、センサによる状態モニタリング・アプリケーションの実装と開発を簡略化することができます。
STM32L562QE-DK
STM32L562QEマイクロコントローラおよびセンサ搭載ディスカバリ・キット
The FP-AI-NANOEDG1サンプル・ソフトウェアは、NanoEdge AI Studioライブラリを活用した状態モニタリング・アプリケーションの実装を簡略化します。
