インテリジェントな機能を搭載し、多様なUIに対応することで、直感的なコンテキスト認識型の産業およびコンスーマ用アプリケーションを推進します。

第3世代のST MEMSセンサは、エッジ･コンピューティングおよび産業用アプリケーション、ウェアラブル機器、ヒアラブル機器にユーザ体験の新しいプラットフォームを提供します。

エッジ内AIを可能とする機械学習コア、ステート･マシン、低消費電流センサ･フュージョン処理、オンザフライの自己構成機能、およびQvar静電センシングなどの先進的な機能により、最新のバッテリ駆動アプリケーションにおける直感的なコンテキスト認識機能を実現できます。

これらのセンサは出力精度と省電力性能を新たなレベルへ引き上げ、まだ見ぬ市場のイノベーションや野心的なデザインを安心して検討することが可能となります。

インテリジェントな機能を搭載し、多様なUIに対応した3チャネルIMU

LSM6DSV16Xは、エッジ内処理とQvarセンシング向けの新しいアーキテクチャを特徴としています。高度な3D携帯電話マッピング、ノートPCやタブレットのコンテキスト認識機能、xRヘッドセットでのジェスチャ認識、ウェアラブル機器での常時オン行動追跡などに最適です。

このIMUは、低消費電流センサ･フュージョン（SFLP）、オンザフライの自己構成機能、そしてAIアルゴリズムとデータの処理を、センサに内蔵された新しいソリューションにより、センサ自らが直接実行し、大幅な省エネ化をもたらします。

インテリジェントなMEMS加速度センサによるスマートかつ高効率なアプリケーション

新しいスマート加速度センサ･ファミリである、 LIS2DU12、LIS2DUX12、およびLIS2DUXS12には、高度な処理機能と新しいセンシング機能に加え、超低消費電力アーキテクチャも備わっています。

LIS2DU12アーキテクチャは、アンチエリアス機能を常時備えながら、業界最高レベルの低消費電力を実現<223>します。これは、I³Cインタフェースを内蔵した初の既製品となる加速度センサです。

LIS2DUX12は、あらゆるアプリケーション向けに、AIサポート、ステート･マシン、自己構成機能やプログラム可能な歩数計などの高度なデジタル機能一式を装備しています。

LIS2DUXS12は、包括的なデジタル機能と、電荷変動向けのQvarセンシング･チャネルを提供します。このセンサは、ユーザ･インタフェースから、液体検出、またハート･レート･モニター（HRM）などのバイオメトリクス･データに至るまで、アプリケーションに新たな可能性をもたらします。

ヒアラブル機器やバッテリ駆動アプリケーション向けに設計されたIMU

LSM6DSV16BXは、4つのセンサとして機能し、ユーザの感覚と環境を結びつけ、優れたヒアラブル体験を提供できます。この6軸IMUは、ヘッド･トラッキングやアクティビティ検出、骨伝導用のオーディオ加速度センサ、Qvarを利用した直感的なユーザ体験（タッチ、ロング･タッチ、スワイプ）用のタッチ･センサや、インイヤー検出センサとして使用できます。

LSM6DSV16BXは、高度なエッジ内AI処理、低消費電流センサ･フュージョン、オンザフライの自己構成機能、およびQvar静電センシング･チャネルを搭載しており、メイン･プロセッサの代わりに機能します。