ホワイト・ペーパー - モータ・ドライブの効果を最大限に:電力高効率化の手法
世界中で消費される電力の半分以上は、電気モータの駆動で消費されていると言われています。その多くは、産業用モータによるものですが、エアコンや洗濯機、冷蔵庫といった生活家電に搭載されているモータにおいても、きわめて大量の電力が消費されています。加えて、近い将来、電気自動車(EV)の普及による消費電力の急増も見込まれています。そのため、モータ・ドライブの電力効率を可能な限り向上させ、世界の総エネルギー消費量の削減や、バッテリ駆動システムの動作時間を最大化させることがきわめて重要な課題となっています。

このホワイト・ペーパーの主なトピック:
- 電力効率の改善は、どこから始めればよいのか
- モータ設計の最近動向
- モータ・ドライブの電力効率を低下させる主な要因
- ACインバータ設計の最適化による電力効率の改善
- ワイドバンド·ギャップ半導体を活用する利点
- 設計における重要事項: インバータのスイッチング周波数の選択
- 最大効率でのモータ動作を実現する方法
- STの充実した開発エコシステムにより迅速な開発をサポート
- モータ制御についての専門性を高め、さらなるスキルアップをするために