STM32C0316-DK

概要

STM32C0316-DKディスカバリ･キットは、対応するNUCLEO-C031C6ボードの代替機能を提供することを目標として開発されました。

20本のピンは、いずれもSTM32C0シリーズ･マイクロコントローラのすべてに共通しており、ユーザにとって便利です。デバッグ･プローブを取り外せば、SWDデバッグ･ピンをオーバーライドすることができます。5方向アナログ･ジョイスティックとLEDはスライド･スイッチによってオーバーライドすることで、ユーザによる制御を優先させることができます。DIP28コネクタを介して、すべてのピンにアクセスできます。ヘッダは、ユーザが必要なタイプを選べるように、キットには付属していません。RTC用の32.768kHzオンボード1ピン･クロック･ジェネレータは、スライド･スイッチによって遮断できます。

このキットは、8bit / 16bitマイクロコントローラからSTM32C0シリーズへの移行、およびSTM32C0シリーズとSTM32G0シリーズの間の移行を容易にします。DIP28のピン配列は、ATMEGA328 8bitマイクロコントローラと可能な限り互換性が得られるように設計されています。LQFP48のフットプリントは、STM32G031/071/0B1シリーズ･マイクロコントローラと互換性があります。UFQFPN20のフットプリントは、STM32C0シリーズ･マイクロコントローラと互換性があります。WLCSP20のフットプリントは、STM32G051マイクロコントローラと互換性があります。

STM32C031C6シリーズのマイクロコントローラは、その動作範囲の全域でテストできます。5.0V～3.3Vのレギュレータは、自身の電源電圧が3.3Vを下回るとバイパスされます。デバッグ･プローブのレベル･シフタは、デバッグ信号のレベルを対象マイクロコントローラの電源電圧に合わせて調整します。