耐量子暗号(PQC)には量子耐性を備えたアルゴリズムが導入され、コネクテッド・デバイスのRSAやECCを徐々に置き換えていくでしょう。STは、この移行を円滑かつ高い信頼性の下で進めるために、PQC対応のハードウェアおよびソフトウェア・ライブラリを用意しました。これらは、ハイブリッド・アップグレードという形で現在の暗号技術と併せて統合されるため、耐量子安全性確保のための保護機能を追加しつつも、既存のアーキテクチャを維持できます。
NesLib-PQML 1:認証取得済みML-KEMライブラリ
NesLib-PQML 1:認証取得済みML-KEMライブラリ
NesLib-PQML 1は、ML-KEM(FIPS-203)アルゴリズムに対応する、ST初の耐量子暗号ライブラリです。SIM / eSIM、セキュア・エレメント、TPM製品をターゲットとして、ST33K1M5ハードウェア・プラットフォームに対応し、量子技術の脅威から組み込みシステム保護を目指す開発者をサポートします。このソフトウェアは、最新のEUCCフレームワーク(CC:2022)において、はじめてCC EAL5+認証を取得し、トップレベルのセキュリティ標準を保証します。ライブラリはCC認証取得を目指すアプリケーションに組み込むことができます。
ML-KEMおよびML-DSA対応のNesLib-PQML 2
ML-KEMおよびML-DSA対応のNesLib-PQML 2
STの認証取得済みPQCソフトウェア・ポートフォリオを拡張するNesLib-PQML 2は、あらゆる鍵長のML-KEMおよびML-DSAに適用でき、市場およびアプリケーションの多様なニーズに応えられるように設計されています。暗号化プロジェクトのセキュリティと信頼性を強化する、このイノベーションの動向に引き続きご注目ください。
主なメリット
主なアプリケーション
PQCアルゴリズム対応のセキュア・ソリューション
リソース
量子飛躍:コンピュータの新時代に備える
- 調査会社Gartner社の見解では、今後4年以内に従来の暗号アルゴリズムは安全でなくなります。
- 2034年までに、従来の暗号は完全に解読可能になります。
これからのサイバー・アーマー
- 量子攻撃は、現実的かつ差し迫った危険です。
- 耐量子暗号(PQC)の検討を今すぐ始めなければならない理由をご確認ください。
耐量子暗号について知っておくべきこと
- PQCへの移行に伴う規格、課題、手順をご確認ください。
- 業務の停滞を抑えつつ組織を変革するうえで、クリプト・アジリティ(暗号の俊敏性)が力になる理由を解説します。
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