STUSB4531ハイブリッドUSB-PDコントローラ

最小限のファームウェア開発でユニバーサル高速充電および多機能のUSB Type-C用シンク・ポートを実現

STUSB4531は、携帯型コンスーマ機器、産業機器、IoT機器向けUSB Type-C®充電およびUSB Power Delivery用スタンドアロン型シンク・コントローラです。デッド・バッテリ状態でも自動で電源プロファイルを確立し、完全なUSB PDスタックなしでも、マイコンによる高度なUSB Type-Cおよびアクセサリ機能を追加できる革新的なハイブリッド・モードを提供します。また、最新のUSB Type-C / USB PDリビジョンおよびIEC 62680‑1‑3 / 62680‑1‑2:2024規格に準拠しており、EU共通充電器の要件への対応にも貢献します。

portable-printer

USBデータ通信付きバッテリ充電

router

VBUS電源

VAR

ALTモード充電

glucose-meter

アクセサリ(ベンダ定義メッセージ)

バッテリ駆動機器に共通充電ポートを使用する理由

使用用途とアプリケーション例

STUSB4531のハイブリッド・モード

STUSB4531は、スタンドアロン動作とオプションのハイブリッド・モードを兼ね備えています。

  • 自動実行モード
    • ソース側(電力供給)との電力ネゴシエーションを処理
    • VBUSを動的に監視
    • デッド・バッテリ状態からの起動を含め、フォルト処理と自動リスタートを管理
  • ハイブリッド・モード
    • 認証取得済みのハードワイヤードUSB PDスタックをデバイス内で実行
    • 割込みにより高度なPD要求をマイクロコントローラに通知
    • マイコンが高度な応答を提供できるようにSTUSB4531がプロトコル交換を管理


これにより、USB PDファームウェアの複雑さを大幅に低減しつつ、外部の高耐圧保護回路とマイコン制御を組み合わせたEPR対応アプリケーション(最大240W)まで実装可能な、柔軟で拡張性の高い設計を実現します。

主な特徴とメリット

  • USB Type-C / PDの最新リビジョンの認証を取得済み
    USB Type-C / USB PDデバイスとの高い相互運用性を確保するとともに、欧州市場向けの主要なEU規制要件にも対応します。
  • 高度な電力ネゴシエーション(自動実行)
    最新のUSB PD 3.2仕様でサポートされたAVS PDOを含め、ソース側(電力供給)から最適な電力プロファイルを自動的に選択します。自動実行モードでは、バッテリ切れ状態でも、外部ソフトウェアやシステムを起動せずに最大電力の超高速ネゴシエーションが可能です。
  • アクティブ / ダイナミックVBUSモニタリング
    ネゴシエートされた電力プロファイルに基づいて電圧監視条件を継続的に自動調整します。自動化されたフォルト管理と再起動機能により、最大限の保護とシームレスなユーザ体験を提供します。
  • 革新的なハイブリッド・アーキテクチャ
    最小限のソフトウェア開発で高度な機能の実装が可能で、USB Type-C、USB PD、またはケーブル規格に関する深い技術的知識の必要性をなくします。
  • 小型パッケージ・オプション
    小型のQFN-16(3mm x 3mm)およびCSP-16(2.3mm x 2.3mm)パッケージで提供され、基板スペースを最小化し、より薄型のデバイス設計を実現します。