Arm® Cortex®-M0マイコンを搭載したモータ・コントローラ「STSPIN32F0ファミリ」の機能とその応用例、開発環境を解説
近年、ブラシレスDCモータはその効率性と低騒音機能から、あらゆる製品への使用が広がっています。STの「STSPIN32F0ファミリ」は、汎用マイクロコントローラと、ブラシレスDCモータ駆動に必要な周辺回路を1パッケージに集積し、自由なアプリケーション開発の可能性を提供するモータ・コントローラです。このWebinarでは、「STSPIN32F0ファミリ」の機能と開発環境、また具体的な応用例について解説します。
電流検出においては、アプリケーションを問わず「いかに高精度かつ省スペースで行うか」ということが共通の課題です。シャント抵抗を介して電流検出を行う電流センス・アンプを使用すれば、精度の向上と省スペース化を実現することができます。
- 「STSPIN32F0/A/B」でシステムをもっとコンパクトに
- 高速回転ブラシレスDCモータ制御に最適
- 評価キットでブラシレスDCモータ開発を簡単スタート
- AC入力にも対応「STSPIN32F0xシリーズ」
- 質疑応答 (ご質問はテキスト入力していただき、テキストにてご回答いたします。
【製品・ソリューション概要】
STのSTSPIN32F0ファミリは、3相ブラシレスDCモータ制御に最適なモータ・コントローラです。Arm® Cortex®-M0搭載のSTM32マイコンとブラシレスDCモータ駆動に必要な周辺回路を1パッケージに集積することで、外付け部品を削減し、システムの小型化に貢献します。また、1パッケージで内蔵マイコンのベクトル制御や120°通電制御アルゴリズム、その他周辺機能をプログラムすることが可能です。製品ラインアップには48V ~ 600V耐圧の製品があり、バッテリ電圧からAC電圧まで幅広いアプリケーションに対応します。また、評価ボード、開発環境およびリファレンス・ソフトウェアを活用することで、システム開発を簡略化し、開発期間の短縮をサポートします。
【特徴】
- 汎用マイコンSTM32F0と1チップに集約された周辺回路ブロックをワンパッケージ化
- 様々なモータ制御アルゴリズム(120°通電 / ベクトル制御) およびその他周辺機能をプログラム可能
- 動作温度範囲: -40℃ ~ 125℃
- STM32 モータ制御ソフトウェア開発キット(MCSDK)に対応