ローサイド電流センス・アンプ

高精度かつ広帯域の電流測定に最適

産業用および車載用の高精度ローサイド電流測定アンプ

ローサイド電流センシングは、負荷に流れる電流を測定するために広く採用されている技術で、負荷とグランドの間にセンス抵抗を設置する必要があります。シンプルかつ効果的なこの検出方法は、さまざまなアプリケーションに使用されています。センス抵抗の両端間の電圧降下を測定することで、電流値を正確に検出できます。STは、高性能ローサイド電流センス・アンプを幅広く提供しています。

tsc1801

TSC1801

TSC1801

新製品のTSC1801は、車載およびモータ制御装置における高精度電流検出をシンプルにする高集積ローサイド電流センス・アンプです。

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FA(ファクトリ・オートメーション)

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ローサイド・モータ電流制御

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太陽光発電システム

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車載電源制御

使用用途とアプリケーション例

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パワー・マネージメント・システムの正確な電流測定

STのローサイド電流センス・アンプは正確な電流センシングを実現し、効率的なパワー・マネージメントと保護を実現するのに役立ちます。

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車載環境における誤差を最小化

STのローサイド電流センス・アンプは、電動パワー・ステアリングやバッテリ・マネージメント・システムなどのさまざまなサブシステムの電流監視に最適で、安全性と信頼性を確保します。

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コスト効率に優れたモータ制御アプリケーション向けソリューション

電流測定は、モータ制御を行う上で重要な役割を担っています。STのローサイド電流センス・アンプは低コストのソリューションです。

STの製品

STでは、高精度のTSZ15シリーズ、双方向電流センシングに対応したTSC1801Bシリーズ、ローサイド電流センシングにおける高速かつ低オフセット性能を特徴とするTSV79シリーズ、超高精度のTSB18シリーズなど、最先端の幅広い製品を提供しています。

これらのデバイスは、ローサイド電流センシング・アプリケーションにおいて優れた性能を発揮するように設計されており、産業用と車載用(AEC-Q100 Grade準拠)製品があります。

 

tsc1801

TSC1801

双方向ローサイド電流センス・アンプ。20倍の固定ゲイン

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TSV79シリーズ

広帯域幅かつ低オフセット・オペアンプ。50MHzゲイン帯域幅製品

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TSZ15シリーズ

超高精度ゼロドリフト・オペアンプ。入力オフセット電圧:7µV

tsb181

サンプルを入手

超高精度ゼロドリフト・オペアンプ。入力オフセット電圧:20µV

主な特徴とメリット

  • 低オフセット電圧:低オフセット電圧により測定誤差を最小限に抑え、信頼性の高いデータを提供します。
  • 優れたゲイン精度:高精度の電流測定が可能で、システムの正確な監視と制御を実現します。
  • 広帯域幅:パルスごとの電流制御と高速な過電流検出により、パワー・トランジスタを保護します。
  • 堅牢な性能:過酷な環境下で動作するように設計されており、長期間にわたり一貫した信頼性の高い性能を発揮します。
  • 高い安全性:ローサイド電流センシングは、高電圧への露出を防止することで、安全性を高め、デバイスとユーザの両方を保護します。
  • コスト効率に優れたソリューション:部品点数を抑えることで部品コストを削減します。
  • 広い動作電圧範囲:さまざまな電圧要件の幅広いアプリケーションに最適です。

 

適切なローサイド電流センス・アンプの選定方法

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