ロボット評価プラットフォーム
このロボット評価プラットフォームは、ロボット・テクノロジーおよびアプリケーションの開発を容易にします。
STの主要ロボティクス・ハードウェアには以下のものがあります。
- 高性能STM32H7マイコン
- 障害物および段差検出用ToF測距センサ
- グローバル・シャッタ・カメラ
- ナビゲーション用DCモータとSTM32G0マイコン
- Bluetooth LE通信
ソフトウェア開発エコシステムとして、ロボティクス・アプリケーション向けSTSW-ROBKIT1ソフトウェア・プラットフォームが用意されています。このプラットフォームは、高度なユース・ケースやアルゴリズムのほか、オドメトリ・アルゴリズムにより正確なナビゲーションを実現するフリー・モード / フォローミー・モードもサポートしています。
対応している統合開発環境は、IAR、STM32CubeIDE、Keilです。ユーザは、物体認識や経路検討などの高度な意思決定のためのAIアルゴリズムを構築し、STRoboticsスマートフォン・アプリを1介して、シームレスなワイヤレス通信を利用してリモート制御できます。

先進的なセンサと通信の統合
先進的なセンサと通信の統合
このプラットフォームは、ロボットの複雑な動きの迅速な試作開発に役立つ、高度なセンサ・フュージョン、リアルタイム・データ処理、直感的なAPIを提供します。
さらに、障害物および段差検出用ToF測距センサ、グローバル・シャッタ・センサ、シームレスなワイヤレス通信のためのBluetooth LE通信も備えています。
拡張性に優れたモジュール・デザイン
高性能ナビゲーション、プロセッシング、およびワイヤレス通信機能を搭載したメイン・ボード、先進的なマイクロコントローラを搭載したモーション制御ボード、高精度測距センサとイメージ・センサを搭載したカメラ・ボードを特徴とするモジュールです。
さらに、Bluetooth® Low Energy通信対応および40ピンRaspberry Pi GPIOコネクタを搭載しており、ハードウェア・デバイスの拡張をサポートします。