STi2Fuseデバイスは、部品コストと生産コストを削減できるだけでなく、EVの航続距離を伸ばし、車両の二酸化炭素排出量を削減します。このデバイスの監視、制御、およびデジタル・インタフェース機能により、車載システムは、ISO26262および関連する安全度水準(SIL)に準拠できるようになります。
アプリケーション
新しいSTi2Fuseファミリは、i2-t保護機能とデジタル・インタフェースを統合することで、最新の車載用ゾーン電子 / 電気(E/E)アーキテクチャの効率と信頼性を大幅に向上させます。また、電動化のほか、スマート・ドライビング向け追加機能もサポートしています。
製品タイプ
STi2Fuseファミリ製品は、低 / 中電力負荷に対応する統合ソリューションと、高電力負荷向けゲート・コントローラの2種類のデバイスで構成されます。
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VNF1048Fゲート・コントローラ(シングル・チャネル)は、最初の製品として現在生産中です。初のデュアル・チャネル製品であるVN9D5Fとクアッド・チャネル製品であるVN9Q20Fは、2024年第1四半期に市場投入予定です。
この製品ファミリは、2025年までに完成する予定です。
メリット
- ワイヤ径とハーネスの最適化
- 少ない外付け部品
- 高機能マイコンが不要
- 省スペース化
- 簡単で柔軟性の高いソフトウェア設計
- フェイルセーフ機能を備えたハードウェア
- スタンバイON機能による常時給電動作