29 Jun 2016 | Geneva

STマイクロエレクトロニクス、 ウェアラブル機器等の開発期間短縮と低コスト化を実現する 新しいバッテリ・チャージャICを発表

設計・テスト期間の短縮と基板面積の削減に不可欠な機能を統合 Geneva / 29 Jun 2016

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、性能と消費電力を最適化し、広範な機能を統合した新しいバッテリ・チャージャICのSTBC02 を発表しました。同製品は、リニア・バッテリ・チャージャ、低ドロップアウト電圧レギュレータ(150mA)、SPDT(単極/双投)ロード・スイッチ(2個)、スマート・リセット/ウォッチドッグ機能、故障時にバッテリの損傷を防止する保護回路モジュール(PCM : Protection Circuit Module)など、ウェアラブル機器や携帯型機器の電力制御で重要な全ての機能を高度に集積しています。

STマイクロエレクトロニクス、 ウェアラブル機器等の開発期間短縮と低コスト化を実現する 新しいバッテリ・チャージャICを発表

調査会社であるIDC(1)によると、2015年のウェアラブル機器の出荷台数は7800万台で、前年同期比で172%の成長でした。機器の小型化と設計の簡略化により、コスト低減と開発期間の短縮を実現するSTBC02は、ヘルスケア、フィットネスやSNSなどの機能を搭載したウェアラブル機器に最適なソリューションです。

STBC02の全ての機能は、マイクロコントローラの入出力ピン1本からSWIREプロトコルによって制御できます。さらに、通常の動作時にはバッテリからの電流量を最小限に抑えているため、バッテリを長寿命化できます。

特徴

  • PCMにより、リチウムイオン・バッテリ機器における保護ICが不要
  • 電力経路の統合で、バッテリの充電とシステム全体へ同時に給電
  • ソフトウェア障害時に完全なリカバリを可能にするスマート・リセット/ウォッチドッグ機能により、システムの信頼性が向上
  • フローティング電圧Vbattを調整することで、各種リチウムイオン・バッテリが使用でき、充電方法のカスタマイズが可能
  • 低シャットダウン電流(10nA)がバッテリ寿命を長期化
  • オンデマンドでバッテリを監視し、データをシステムコントローラに送信

 

STBC02は現在量産中で、単価は1000個購入時に約1.1ドルです。

 

(1)   IDC、「Worldwide Quarterly Wearable Device Tracker, February 23, 2016」

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