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プロテクション & EMIフィルタ

集積回路は、電源ラインやデータ・ラインから印加されるさまざまな電気的なストレスにさらされており、そのために誤動作が発生したり大規模な故障が引き起こされる可能性があります。こうした状況下で、回路の信頼性と正しい動作を保証するためには、保護機構を備えることが重要です。
STのプロテクションおよびEMIフィルタの製品ポートフォリオでは、電磁干渉(EMI)から電子システムの動作や耐性を安全に保つための、独自かつ包括的な高性能デバイスが提供されています。

STProtect

STのテクノロジーを用いて作られたこれらの製品は、厳しい要件を持つシステムに対し最高レベルの保護およびフィルタ性能を保証します。

STのソリューションは業界標準のパッケージで提供されますが、過渡電圧サプレッサ(TVS)ダイオードに使われる高電力密度パッケージや、ESDプロテクションおよびEMIフィルタに使われる超小型マルチラインWLCSPデバイスなどのコスト効率の高い代替パッケージもあります。

5000WのSMCパッケージから01005およびそれより小型のサイズまで取り揃えることで、STは設計の簡素化、省スペース化、コスト最適化に向けて、エンジニアを支援します。

STのASIPテクノロジーを使用することにより、受動素子を信頼の高いシリコン回路に横方向で集積できるだけでなく、80µmまでの超薄型パッケージにより、SIP(システム・イン・パッケージ)システムのような縦方向の集積という最新のトレンドにも対応します。

スマート・モビリティ・アプリケーション向けの車載対応認定

EVおよび自動運転における最新の課題に対応できるよう急速に拡大しているSTの車載用製品群は、車載対応認定(AEC Q101)および車載用サージへの互換性に対応しています。

STのすべての生産拠点は、国際的に認識されている品質管理規格ISO 9001およびIATF(国際自動車産業特別委員会)16949に準拠しています。

マイコンの性能を最大化する高度なプロテクションおよびEMIフィルタ

STのESD保護およびEMIフィルタ・デバイスは、高い保護効率を実現し、クランプ電圧(VCL)および漏れ電流(IRM)を低く抑えることで保護回路の透過性を高めています。さらに、容量が極めて小さく、帯域幅が広いためシグナル・インテグリティが確保されます。

プロテクションおよびフィルタ・デバイス

アプリケーション・ドキュメントのご紹介

プロテクションおよびフィルタ・デバイスを使って、多岐にわたるアプリケーションや機能のそれぞれに固有の設計要件を満たす必要がある場合、下記リンクに掲載された一連のガイドを参照すれば、選択したアプリケーションに示されたソケットごとに、対応する最も効果的で信頼性の高いデバイスの一覧を調べることができます。
これらのドキュメントは、情報およびガイドラインを示す目的に限ってSTマイクロエレクトロニクスが提供するものです。

無料ウェビナー 新しいUSB4およびHDMI 2.1規格向けの10.7GHz帯域幅コモン・モード・フィルタ

この1時間のウェビナーでは、産業用アプリケーションおよびパーソナル電子機器アプリケーションのEMC規格に従い、ノイズの多い状況でアンテナのRF感度を最適化する方法を紹介します。アンテナの感度劣化やEMC規格の準拠にお困りのハードウェア・エンジニアや、より小型のハイスピードUSBおよびHDMIコネクタの設計方法を模索している組込みシステムのエンジニア向けのウェビナーです。各種RSSI、スペクトル分析、Wi-Fiの10Gbpsデータ転送の転送速度のテスト結果に基づく専用のセッションがあります。

    アジェンダ:
  • ECMFが必要な理由:
    • ノイズ抑制とコモン・モード・フィルタリング
    • EMC規格準拠に向けてのアンテナの感度劣化や耐性に関する懸念
  • STアプリケーションのラボ・セッション:
    • SSIテスト結果、スペクトル分析、および10Gbps USB転送の転送速度のテスト結果を含む
    • 最新のUSB4およびHDMI 2.1規格の概要
    • ST ECMFSTのECMFシリーズのアプリケーションおよび製品の概要

STのスマートなデバイス選択ツールと電熱モデルを活用して設計の初期段階から適切な保護機能を作り込む

最適な保護コンポーネントを選ぶのに時間をかけすぎていませんか?この1時間のウェビナーでは、STのスマートなデバイス選択ツールとSPICE電熱モデルを活用して、設計のごく初期の段階から適切な保護機能を簡単に組み込む方法を解説します。嬉しいことに、この使いやすいデバイス選択ツールは、STの最新世代過渡電圧サプレッサ(TVS)に対応しています。これらの高性能TVSは最大5kWの電力定格を実現し、コンパクトなSMCパッケージで提供されます。電圧のサージやスパイク、その他の外乱からハードウェア・コンポーネントを保護します。

    ウェビナー視聴をお勧めする理由:
  • STの専門家が、実用的な実験によるデモを通して、新世代TVSデバイスとSTの最新ツールのメリットを明らかにします。
  • 時間をかけずに最適なTVSを選択して、シミュレーションを実行する方法を習得できます。
    アジェンダ
  • 幅広いアプリケーションおよび市場に対応するSTの最新TVS製品のご紹介
  • STの設計ツールおよびSPICE電熱モデルの活用方法
  • 実用的な実験評価結果の確認
  • STと他社ソリューションの比較

eDesignSuite

eDesignSuiteは、幅広いST製品を用いたシステム開発プロセスの効率化を支援する、使いやすい設計支援ユーティリティの包括的なセットです。

パワー・マネージメント設計センター

デバイス用熱電気シミュレータ

シグナル・コンディショニング設計ツール

NFC / RFIDカリキュレータ

設計ツールを選択:
パワー・マネージメント設計センター

電源設計ツール

SMPS設計(トポロジ別、タイプ別、製品別)
アナログおよびデジタル制御によるPFC設計
さまざまなPCB構成をサポート
タイプを選択
DC/DC
AC/DC
太陽光発電システム
パワー・マネージメント設計センター

LED照明設計ツール

一般的なトポロジのAC-DCおよびDC-DC設計に対応
注釈付きのインタラクティブな回路図を表示
電流 / 電圧グラフ、ボード線図、効率曲線、電力損失データを提供
タイプを選択
DC/DC
AC/DC
パワー・マネージメント設計センター

デジタル電源ワークベンチ

電源部と制御ループの設計を段階的に最適化
カスタム・アプリケーション用のSTM32Cube組み込みソフトウェア・パッケージを生成し、複数のSTM32 IDEと互換性のあるファームウェア・プロジェクトの生成が可能
パワー・マネージメント設計センター

パワー・ツリー・デザイナ

電源ツリー内の各ノードの入力 / 出力電力を指定
矛盾がないことを確認
個々のノードを設計
設計ツールを選択:
デバイス用熱電気シミュレータ

ACスイッチ・シミュレータ

定格とアプリケーション波形を選択
ジャンクション温度グラフとブロッキング電圧グラフを取得
最適なデバイスを検索およびソート
デバイス用熱電気シミュレータ

整流ダイオード・シミュレータ

定格とアプリケーション波形を選択
電力損失の推定
最適なデバイスを検索およびソート
デバイス用熱電気シミュレータ

STPOWER Studio

長期ミッション・プロファイルをサポート
電力損失グラフと温度グラフを表示
ヒートシンクの熱特性の定義をサポート
デバイス用熱電気シミュレータ

TwisterSim

最適なViPOWER車載用パワー・デバイスの選択をサポート
負荷適合性、ワイヤ・ハーネスの最適化、故障状態解析、診断解析をサポート
さまざまなPCB構成をサポート
デバイス用熱電気シミュレータ

TVSシミュレータ

システム定格とサージ波形を指定
最適なデバイスを検索およびソート
デバイス用熱電気シミュレータ

Estimate

単純な回路図構築とファームウェア入力が数分で完了
バッテリ寿命、システム消費電力、部品(BOM)コストの信頼性の高い推定値を素早く生成
デバイス用熱電気シミュレータ

PCB熱シミュレータ

ガーバ・ファイルからのPCBの熱解析
熱源、ヒートシンク、銅領域、および熱経路の追加が可能
レンダリングおよびシミュレーション用の強力なサーバ側エンジン
熱結果を2Dテーブルからグラフ表示
設計ツールを選択:
シグナル・コンディショニング設計ツール

アクティブ・フィルタ

多段設計と一般的なトポロジに対応
回路定数値を出力
ゲイン・グラフ、位相グラフ、群遅延グラフを表示
ロー・パス、ハイ・パス、バンド・パスフィルタに対応
シグナル・コンディショニング設計ツール

コンパレータ(ウィンドウ・コンパレータ機能搭載)

一般的な回路構成に対応
回路定数値を出力
I/O信号波形を提供
反転、非反転、ウィンドウコンパレータに対応
シグナル・コンディショニング設計ツール

ローサイド電流センス・アンプ

回路定数値を出力
電流誤差グラフを表示
シグナル・コンディショニング設計ツール

ハイサイド電流センス・アンプ

電流誤差グラフを表示
最適なハイサイド電流センス・アンプとシャント・デバイスの選択をサポート
設計ツールを選択:
NFC / RFIDカリキュレータ

NFCインダクタンス

形状と基板特性を入力
アンテナ・インピーダンスを取得
NFC / RFIDカリキュレータ

UHFリンク・バジェット

フォワードおよびリバース・リンクの特性を入力
リンク・バジェットの推定値を出力
NFC / RFIDカリキュレータ

NFCチューニング回路

アンテナ・パラメータと整合目標を入力
整合回路のトポロジを選択
設計目標の達成に必要な成分値を出力