STマイクロエレクトロニクス、スマート・メータのタンパ検出および高精度モーション検知を可能にする産業機器向け地磁気センサと電子コンパスを発表


Geneva / 31 Jul 2018

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、10年間の長期製造保証の対象となる産業機器向けの地磁気センサIIS2MDCおよび電子コンパスISM303DACを発表しました。両製品は、低消費電流で信頼性の高いタンパ検出が求められるスマート・メータ、FA機器、産業用ロボットに加え、スマート・ビルディング、スマート・セキュリティ、医療用機器といった用途における高精度のモーション検知や測距を実現します。 STマイクロエレクトロニクス、スマート・メータのタンパ検出および高精度モーション検知を可能にする産業機器向け地磁気センサと電子コンパスを発表

両製品とも、±50ガウスの幅広い検出範囲を持つAMR(異方性磁気抵抗)地磁気センサを内蔵しており、クラス最高水準の分解能と低消費電力を実現しています。また、温度センサを内蔵していると共に、I2C / SPIシリアル・インタフェースを通じて16bitのデジタル出力が可能です。

さらに、ISM303DACには、最大±16gの選択可能な加速度検出範囲を備えた低ノイズ3軸加速度センサが集積されているため、磁気的および物理的要素を用いたデュアル・モードのタンパ検出が可能です。また、アンテナの方向制御、測位やナビゲーションに加え、ロボットの誘導や、その他の一般的な産業機器のモーション検知や測距といった用途に最適です。また、地磁気センサと加速度センサの回路ブロックは個別に電源をオフにできるため、消費電力を最小限に抑えることができす。

両製品とも、磁界検知時の割込み信号の生成と、上位アプリケーション層からのハードアイロン・オフセット補正が可能です。ISM303DACは、これらに加え、自由落下、タップ / ダブルタップ、活動中 / 停止中、6D方向検知、ウェークアップなどを検知した時に割込み信号を生成することができます。また、内蔵のFIFOに加速度センサのデータを保存してメイン・プロセッサの処理を最小限に抑えることで、システムの消費電力を低減できます。

開発サポートには、両製品用のドライバおよび各種サンプル・ソフトウェア(傾き補正用電子コンパス、地磁気センサの動的較正、6軸 / 9軸センサフュージョンなど)が含まれています。また、アダプタ・ボードのSTEVAL-MKI185V1(IIS2MDC用)とSTEVAL-MKI184V1(ISM303DAC用)も提供されています。これらのボードは、標準DIL24ソケットに接続できるようになっているため、MEMS専用ボードSTEVAL-MKI109V3のようなマザーボードを使用してSTのUnico GUIによる評価が簡単にできます。

IIS2MDCおよびISM303DACは現在入手可能で、リードレスのLGA-12パッケージ(2 x 2 mm)で提供されます。単価は、IIS2MDCが約0.85ドル、ISM303DACが約1.9ドルです。アダプタ・ボードはSTまたは販売代理店から入手可能で、価格は、STEVAL-MKI185V1が約16ドル、STEVAL-MKI184V1が約17.15ドルです。メイン・ボードのSTEVAL-MKI109V3も入手可能で、価格は約85.75ドルです。

詳細については、www.st.com/industrialMEMSをご覧ください。

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