09 Jul 2019 | Geneva

STマイクロエレクトロニクス、耐久性とセキュリティに優れたスマートキーを実現する堅牢かつ低消費電力の車載用加速度センサを発表

Geneva / 09 Jul 2019

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、パッシブ・キーレス・エントリ(PKE)の無線スマートキーに最適な車載用加速度センサ AIS2DW12 を発表しました。堅牢なこのセンサは、使用中の落下や、傷つけたりすることの多い無線スマートキーにおいて、十分な耐久性能を実現します。また同製品は、超低消費電力のため実用性にも優れていることに加え、モーション検知による利便性と優れた盗難防止機能の実現にも貢献します。

STマイクロエレクトロニクス、耐久性とセキュリティに優れたスマートキーを実現する堅牢かつ低消費電力の車載用加速度センサを発表

通常、PKEの無線スマートキーは、通信圏内に入った際に、自動車から発信される「ロック解除」リクエストを常時受信できるよう待機しています。このリクエストを受信すると、ロック解除のコマンドが自動車に送信されます。この場合、窃盗犯は、所有者の住宅内など、自動車との通信圏外にあるスマートキーに中継用のトランスミッタを介してロック解除コマンドを送信させ、自動車のロックを解除し、自動車を盗むことが可能です。

スマートキーに加速度センサを内蔵することで、静止中かつ通信圏外にある際は、レシーバの電源をオフにすることで中継器からの悪意ある通信を無視できるようになります。所有者が自動車に近づき、スマートキーが動いている事を検知した場合にのみ、無線機能は起動します。さらに、待機中にレシーバを停止させることでバッテリの長寿命化にも貢献します。

AIS2DW12は、その他のスマートキー用加速度センサとは異なり、産業用の過酷な衝撃試験をクリアしています。そのため、堅固なセキュリティが確保できるだけでなく、スマートキーの耐久性の向上と、バッテリの長寿命化を実現することができます。

AIS2DW12は、専用の内蔵エンジンにより、動きと方向を効率的に検出します。そのため、同様の製品の半分以下の電流(1.6Hz時: 380nA)で動作し、バッテリ消費をさらに削減します。また、最低動作電圧は1.8V DCのため、リチウム電池1個で駆動し、最大4gの加速度検出範囲でデジタル・データを出力します。

AIS2DW12はAEC-Q100の認証取得済みで、車載向け生産部品承認プロセス(PPAP)レベル3に準拠しています。同製品は現在量産中で、12パッドのLGAパッケージ(2 x 2 x 1mm)で提供されます。単価は、1000個購入時に約1.375ドルです。

詳細については、ウェブサイトをご覧ください。

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