省エネルギーとスマートなユーザ体験を
実現する赤外線センサ


混雑状況検出

ライティング

家電製品
人の検知は、多くのアプリケーションにおいて重要かつ切実な必須要件になりつつあります。PC周辺機器、コンスーマ向け電子機器、さらには生活家電からビルのアクセス管理、ヘルスケア、セキュリティに至るまで、現代のアプリケーションは、システムや関連サービスとのシームレスなユーザ・インタラクションを提供できる必要があります。

現代のセンサの主な課題は、できるだけ電力を消費せずに持続可能な設計をサポートしながら、静止している対象物と動いている対象物の両方を検出できるインテリジェント・ソリューションを開発することです。
STは、サーマルMOSFETテクノロジーをベースとする赤外線センサを使用して、プレゼンス検知業界に革新をもたらそうとしています。
ユースケース & アプリケーション
混雑状況検出機能の向上
動いている対象物と静止している対象物を検出可能な屋内赤外線センサで、インダストリアルおよびホーム・セキュリティ・システムのカバー対象範囲を広げましょう。


照明をよりスマートに
すべての既存の照明にスマート・ホーム機能を追加しましょう。混雑状況検出および環境光検出機能を組み合わせて、照明の動作を自動化し、消費電力を最小限に抑えることができます。
さらに幅広い機能
温度センサを搭載したSTの赤外線(IR)センサは、空調制御機能をサポートしています。追加のセンサは必要ありません。

STの最新の赤外線(IR)センサをご覧ください
サーマルMOSFET(TMOS)テクノロジーをベースとするSTの赤外線センサは、ダイレクト・デジタル・インタフェースを用いて、人、物、および動きを高精度かつ超低消費電力で検出することができます。
TMOSは、熱絶縁CMOSテクノロジーとSTのMEMSテクノロジーをベースとしており、赤外線照射に対して高い感度を確保します。
どのような場合に赤外線センサを使用すべきか?

STHS34PF80は、レンズを使用せずに70cm² x 25cm²の物体に関し最大4mまでの近接検出やプレゼンス検知を行うことができる、工場出荷時に校正済みの非冷却式赤外線センサです。静止した対象物と動いている対象物を検出でき、Fresnelレンズを簡単に適用して検出距離を伸ばしたり視野を広げたりすることが可能です。
STHS34PF80は、その視野(80°)内で対象物からの赤外線照射量を正確に感知できるように設計されています。情報はASICによりデジタル処理されます。ASICは、静止した対象物や動いている対象物の検出や過熱状態検出に対応したスマートなエッジ内アルゴリズムを実行できます。
オンデマンド・ウェビナー | スマートな混雑状況検出のポイント
このウェビナーでは、高感度の赤外線プレゼンス / モーション検知機能を備えた最新の赤外線(IR)センサをご紹介します。較正済みで冷却不要のセンサにより、レンズなしで最大4m離れた対象物を検知できます。
- 混雑状況検出アプリケーションの概要:持続的かつ人間視点
- 日常生活におけるエッジ処理に利用される赤外線センサの説明
- 利用可能なツール、ライブラリ、ソフトウェアの紹介

赤外線プレゼンス検知(InfraredPD)ソフトウェア・ライブラリ
本ソフトウェアは、X-CUBE-MEMS1パッケージのミドルウェア・ライブラリ・コンポーネントで、STM32オープン開発環境(ODE)上にて動作します。次のものが提供されます。
- センサの視野角内にある人の存在と動きに関するリアルタイムのデータ
- 周辺温度データの変化に関連した対象物の温度データの補正機能
STHS34PF80を使い始めるには

- STHS34PF80アダプタを入手:
- ソフトウェアのダウンロード:

- STM32オープン開発環境(ODE):
- NUCLEO-F401RE / NUCLEO-L073RZ / NUCLEO-L152RE
- NUCLEO-U575ZI-Q(マザー・ボード)
- X-NUCLEO-IKS01A3(拡張ボード)
- STEVAL-MKI231KA
- ソフトウェアのダウンロード
