eDesignSuite
eDesignSuite
eDesignSuiteは、幅広いST製品を用いたシステム開発プロセスの効率化を支援する、使いやすい設計支援ユーティリティの包括的なセットです。
パワー･マネージメント設計センター
デバイス用熱電気シミュレータ
シグナル･コンディショニング設計ツール
NFC / RFIDカリキュレータ
設計ツールを選択： 
パワー･マネージメント設計センター
電源設計ツール
• SMPS設計（トポロジ別、タイプ別、製品別）
• アナログおよびデジタル制御によるPFC設計
• さまざまなPCB構成をサポート
タイプを選択 DC/DC AC/DC 太陽光発電システム
パワー･マネージメント設計センター
LED照明設計ツール
• 一般的なトポロジのAC-DCおよびDC-DC設計に対応
• 注釈付きのインタラクティブな回路図を表示
• 電流 / 電圧グラフ、ボード線図、効率曲線、電力損失データを提供
タイプを選択 DC/DC AC/DC
パワー･マネージメント設計センター
デジタル電源ワークベンチ
• 電源部と制御ループの設計を段階的に最適化
• カスタム･アプリケーション用のSTM32Cube組み込みソフトウェア･パッケージを生成し、複数のSTM32 IDEと互換性のあるファームウェア･プロジェクトの生成が可能
パワー･マネージメント設計センター
パワー･ツリー･デザイナ
• 電源ツリー内の各ノードの入力 / 出力電力を指定
• 矛盾がないことを確認
• 個々のノードを設計
設計ツールを選択： 
デバイス用熱電気シミュレータ
ACスイッチ･シミュレータ
• 定格とアプリケーション波形を選択
• ジャンクション温度グラフとブロッキング電圧グラフを取得
• 最適なデバイスを検索およびソート
デバイス用熱電気シミュレータ
整流ダイオード･シミュレータ
• 定格とアプリケーション波形を選択
• 電力損失の推定
• 最適なデバイスを検索およびソート
デバイス用熱電気シミュレータ
STPOWER Studio
• 長期ミッション･プロファイルをサポート
• 電力損失グラフと温度グラフを表示
• ヒートシンクの熱特性の定義をサポート
デバイス用熱電気シミュレータ
TwisterSim
• 最適なViPOWER車載用パワー･デバイスの選択をサポート
• 負荷適合性、ワイヤ･ハーネスの最適化、故障状態解析、診断解析をサポート
• さまざまなPCB構成をサポート
デバイス用熱電気シミュレータ
TVSシミュレータ
• システム定格とサージ波形を指定
• 最適なデバイスを検索およびソート
デバイス用熱電気シミュレータ
Estimate
• 単純な回路図構築とファームウェア入力が数分で完了
• バッテリ寿命、システム消費電力、部品（BOM）コストの信頼性の高い推定値を素早く生成
デバイス用熱電気シミュレータ
PCB熱シミュレータ
• ガーバ･ファイルからのPCBの熱解析
• 熱源、ヒートシンク、銅領域、および熱経路の追加が可能
• レンダリングおよびシミュレーション用の強力なサーバ側エンジン
• 熱結果を2Dテーブルからグラフ表示
設計ツールを選択： 
シグナル･コンディショニング設計ツール
アクティブ･フィルタ
• 多段設計と一般的なトポロジに対応
• 回路定数値を出力
• ゲイン･グラフ、位相グラフ、群遅延グラフを表示
• ロー･パス、ハイ･パス、バンド･パスフィルタに対応
シグナル･コンディショニング設計ツール
コンパレータ（ウィンドウ･コンパレータ機能搭載）
• 一般的な回路構成に対応
• 回路定数値を出力
• I/O信号波形を提供
• 反転、非反転、ウィンドウコンパレータに対応
シグナル･コンディショニング設計ツール
ローサイド電流センス･アンプ
• 回路定数値を出力
• 電流誤差グラフを表示
シグナル･コンディショニング設計ツール
ハイサイド電流センス･アンプ
• 電流誤差グラフを表示
• 最適なハイサイド電流センス･アンプとシャント･デバイスの選択をサポート
設計ツールを選択： 
NFC / RFIDカリキュレータ
NFCインダクタンス
• 形状と基板特性を入力
• アンテナ･インピーダンスを取得
NFC / RFIDカリキュレータ
UHFリンク･バジェット
• フォワードおよびリバース･リンクの特性を入力
• リンク･バジェットの推定値を出力
NFC / RFIDカリキュレータ
NFCチューニング回路
• アンテナ･パラメータと整合目標を入力
• 整合回路のトポロジを選択
• 設計目標の達成に必要な成分値を出力
eDesignSuiteは以下の作業を支援します。
- アプリケーションのユースケースの指定
- 適切なICまたはディスクリート部品の選択
- 選択した回路設定での動作分析
- 直感的なシミュレーションの繰り返しによる設計最適化
- 設計した回路の時間領域と周波数領域でのシミュレーション
- 試作の準備
使いやすいGUIにより、製品開発期間を大幅に短縮できます。
eDesignSuiteには、特定のアプリケーションに最適なソリューションを素早く見つけるのに役立つ以下のツールが含まれています。
- スイッチング･コンバータ用パワー･マネージメント･デザイン･センター
- トライアック / ACスイッチ、電界効果型整流ダイオード（FERD）、およびショットキー･ダイオード用シミュレータ
- 多段アクティブ･フィルタ、コンパレータ、および電流センス回路シミュレーション用のシグナル･コンディショニング設計ツール
- NFC / RFIDアンテナ設計を支援する一連のカリキュレータ
パワー･マネージメント･デザイン･センター
オンラインのパワー･マネージメント･デザイン･センターは、STの幅広いポートフォリオからの多くのICおよびディスクリート製品に基づいて、電源、LED照明、およびバッテリ･チャージャ･アプリケーションに適したさまざまなトポロジ構成のスイッチング電源の開発プロセスを迅速化するのに役立ちます。
以下のビデオまたは詳しい手順をご覧ください。
- ユースケースの入力 / 出力動作条件と望ましいトポロジを指定します。
- 次に、コントローラおよびコンバータICの提案リストから、ニーズに最も適したICを選択します。
- オートコンプリート機能により、主要な電流および電圧のシミュレーション、ボード線図、効率曲線、および電力損失データが表示されたインタラクティブな回路図を使用して作業を開始できます。
- 次に、インタラクティブな高周波トランス設計ツール等を使用して、効率や安定性などの設計目標に合わせてソリューションをさらに最適化できます。
- eDSimツールを使用して、詳細なシミュレーション･フェーズを開始することもできます。eDSimは、SMPSおよびアナログIC用の新しい高速かつ強力な電気シミュレーション･ツールで、SPICEなどの他のソフトウェアと比べて10～50倍高速なシミュレーションが可能です。
- 推奨メーカー品番を含むインタラクティブな部品リストや、最小限の部品変更でプロトタイプを具体化する各種評価ボードを利用して、試作に素早く移行できます。設計の指定動作条件を満たすボードのリストを提示するボード･アドバイザ機能により、適切な評価ボードを簡単に選択できます。
電源設計ツール
STの電源設計ツールは、さまざまなトポロジの幅広いポートフォリオから多くのICおよびディスクリート製品に基づいて、AC-DCおよびDC-DCスイッチングLEDドライバの開発プロセスを迅速化するのに役立ちます。
デジタル･パワー･ワークベンチ
新しいデジタル･パワー･ワークベンチは、電源セクションの希望する目標効率の迅速な達成と、デジタル･フィードバック･ネットワークに期待される閉ループ性能の達成を支援する詳細な設計フローを提示します。最終的にターゲットとするSTM32マイクロコントローラ用のファームウェアを自動生成することにより、デジタル電源コンバータの開発に必要な労力と設計期間を大幅に削減します。
パワー･ツリー･デザイナ
オンライン･パワー･ツリー･デザイナは、システムの様々な機能ブロックに電力を供給するマルチレールDC電源アプリケーションの開発を支援します。メインDCバスの仕様を設定し、さまざまなモジュールを使用してカスタムまたはeDesignSuiteステージでLDOまたはDC-DCコンバータを介してさまざまな電源電圧を生成する電力変換アーキテクチャを構築します。また、ST製品に基づいて単一ステージまたはグローバル･ブランチの効率を評価することもできます。
eDSim
STのコンポーネントを使用してスイッチ･モード電力コンバータやアナログ回路を設計される場合は、STの eDSimシミュレーション･ソフトウェアを無償で、ご利用いただくことができます（ライセンス･フリーおよびノード制限なし）。
eDSimは、非線形モデルを採用した別の手法と比べ、 SIMetrix / SIMPLISシミュレーション･エンジンとSTコンポーネントの区分線形モデルを使うことで、 はるかに高速な収束を実現できます。
STPOWER Studio
STPOWER Studioダイナミック熱電気シミュレーション･ソフトウェアは、増え続けるSTPOWERデバイスの電力と熱を包括的に解析します。特定のアプリケーションのミッション･プロファイルに最適なデバイスの選択や、特定の動作条件下におけるデバイスの動作の予測に役立ちます。
スマート･シミュレータを使用すると、設計に最適なサイリスタまたはACスイッチが簡単に見つかります。
- 以下を指定します。
- 入出力およびゲート･パラメータ
- 導通モードと負荷タイプ
- 動作温度範囲とヒートシンクの特性
- ツールにより、パッケージやトポロジなどの比較による選択の絞り込みに使用できる、ジャンクション温度と電圧遮断能力のシミュレーション結果が得られます。
- 推奨されたACスイッチング回路で選択を確定します。
英語と中国語に対応しており、デスクトップ、スマートフォン、またはタブレットでインタラクティブな回路図やBOMツール、熱解析、遮断能力シミュレータを使用できます。
オンライン･ヘルプを参照すると、サイリスタ、トライアック、およびACスイッチのパラメータの定義、内部の仕組み、制限、システムのEMC環境との相互作用について、STのエンジニア、アプリケーション･サポート･チーム、技術資料からの情報や知見を得ることができます。
整流ダイオード･シミュレータ
電界効果型整流ダイオード（FERD）およびショットキー･ダイオード用オンライン･シミュレータでは数回クリックするだけで、アプリケーションの波形に基づいて電力損失を推定し、ソリューションに最適な部品を選択できます。
電源設計者や部品エンジニアは、電力損失グラフを見て、曲線データの読み取りや計算といった面倒でミスが生じやすい手動プロセスを経る必要なく、対象のアプリケーションに最適な電界効果型整流ダイオードまたはショットキー･ダイオードを素早く選択できます。
また、 強力な検索エンジンにより、品名、平均順電流（IF（AV））、繰り返しピーク逆電圧（VRRM）のほか、機能タイプ（トポロジ、パッケージ、アプリケーション･グレード）でダイオードを選択または並べ替えることができます。さらに、ジャンクション温度、順電流、順電圧降下（VF）などの特定の条件を満たすすべてのデバイスを検索し、保存および印刷可能な表またはグラフ形式で比較することもできます。
英語と中国語に対応し、具体例やスナップショットを含むオンライン･ヘルプ･プラットフォームを備えています。
TwisterSIM
TwisterSIMは、ViPOWERパワー･デバイス用のオフライン熱電気シミュレータです。負荷適合性、ワイヤ･ハーネスの最適化、故障状態の解析、診断動作分析、動的熱性能などの複雑な評価が可能で、設計サイクルの短縮に役立ちます。
Estimate
Estimateは、IoT開発者が設計サイクルのごく初期段階で、重要なコスト、バッテリ寿命、性能目標に基づいて仮想プロトタイプを構築するのに役立つユニークなシミュレーション･ツールです。
NFC / RFIDカリキュレータ
STのNFC / RFIDカリキュレータ･セットは、ST25 NFC（13.56MHz）およびRFID（UHF）の設計をサポートします。
- NFCインダクタンス･カリキュレータは、お客様のフットプリント要件に基づいて13.56MHz長方形アンテナのインダクタンス値を計算し、すべてのST25タグおよびリーダライタIC製品に対応しています。
- NFCチューニング回路カリキュレータは、特定のNFCアンテナに対応したマッチング･ネットワークの成分値を計算し、ST25RリーダライタICに対応しています。
- ST25RU3993リーダライタICに対応しているリンク･バジェット･カリキュレータは、UHF RFIDリーダライタが、信頼性が高くリーダライタ / タグ間通信に適したRFリンクを確立できるかどうかを評価することに貢献します。
- 以下を指定します。
- アンテナの長さ、幅、および巻き数
- 線幅、厚さ、間隔
- 基板の厚みと誘電率
- ツールにより、指定したアンテナの等価インダクタンスとセグメンテーションが返されます。
- 試作に素早く移行し、インピーダンス･アナライザ、ネットワーク･アナライザ、またはLCRメータによる直接インピーダンス測定、あるいは非接触法を用いたタグの同調周波数の測定により、設計を検証します。
NFCチューニング回路
NFCチューニング回路は、NFCリーダライタICとアンテナの間にあるマッチング･ネットワークの成分値の計算に役立ちます。
- アンテナの電気パラメータと整合目標値を入力します。
- マッチング･ネットワークのトポロジを選択します。
ツールにより、自動アンテナ･チューニング（AAT）回路のコンデンサを含め、設計目標の達成に必要な成分値の完全なセットが出力されます。
その後、設計のさらなる分析と最適化のために、回路をQUCS（Quite Universal Circuit Simulator）シミュレーション･ファイルとしてエクスポートできます。
NFCチューニング回路カリキュレータは、デスクトップ･アプリケーションとしても利用できます（ こちらからダウンロードできます）。
UHFリンク･バジェット
STのUHFリンク･バジェットは、リーダライタICがトランスポンダへ十分な電力を供給できるかどうか、およびリーダライタからタグ、タグからリーダライタへの往復における送信電力およびすべてのゲインと損失を考慮して、リーダライタICがトランスポンダの応答を検出できるかどうかを確認します。これにより、信頼性の高いリーダライタIC / タグ間通信を実現する最適なRFリンクを、UHF RFIDリーダライタICで構築できるかを評価することが可能になります。信頼性の高いUHF RFIDフォーワード･リンクを実現するには、Pt_absorbedパラメータをPt_minリミットより大きくする必要があります。信頼性の高いリバース･リンクを実現するには、PreceiveをPReader_sensitivity_limitより大きくする必要があります。
必要な入力パラメータ項目には標準値が事前に入力されています。
