MySTに保存する

モバイル・ロボットのパワー・マネージメント

AMRのすべての機能は1つのバッテリで動作しており、パワー・マネージメントはそのバッテリとシステム内のすべての電源レールをつなぐレイヤです。その役割には、バッテリ電圧の各種サブシステムに適したレベルへの変換、バッテリの健全性維持、障害発生時の回路切断または電圧クランプなどがあります。
特定のサブシステム専用のコンポーネントがある一方、LDOやPMICはプラットフォーム全体にわたって電源レールを供給するため、ほぼあらゆる機能に適用されます。

主な機能

以下の表は、ロボットに必要な電源の供給、レギュレーション、保護においてパワー・マネージメント・コンポーネントが果たす役割をまとめたものです。

コンポーネント AMRで果たす役割
バッテリ管理IC セルの監視と保護、セル間のバランス確保、充電状態の報告
DC-DCコンバータ バッテリ電圧からロジック、ゲート・ドライバ、センサ用電源レールへの変換
LDOレギュレータ アナログ回路やノイズに敏感な回路に対するクリーンかつ低ノイズの電源レールの供給
PMIC 単一デバイスによる複数電源レールへの対応
電圧 / 電流コントローラ 駆動機構に給電するパワー・ステージのレギュレーション
電圧リファレンス 計測回路および閾値回路の測定精度を確保する基準電圧の提供
eフューズ 過電流または過電圧発生時の電子的回路遮断
電源の保護 サージおよび障害状態からの入力と電源レールの保護