ISM6HG256X

概要

ISM6HG256Xは、最大16gの3軸デジタル低g加速度センサ、最大256gの3軸デジタル高g加速度センサ、3軸デジタル･ジャイロセンサを搭載した、ハイエンドな低ノイズ、低消費電力のIMUです。高g衝撃検出用の専用高gセンサとともに、設定、処理、フィルタリング機能を個別設定可能な4つの独立チャネル（ユーザ･インタフェース、OIS、EIS、高g加速度センサ･データ）で、加速度センサとジャイロセンサのデータを処理する4チャネル･アーキテクチャを備えたクラス最高のIMUセンサを提供します。

ISM6HG256Xは、プログラマブルなステート･マシン（FSM）によるモーション･トラッキングと、IoTアプリケーション向けにセンサ内AI機能となる機械学習コア（MLC）による状況認識などの高度な内蔵専用機能を活用し、エッジ･コンピューティングを実現します。

このデバイスは、自己構成機能（ASC）をサポートしており、ホスト･プロセッサの介入なしに、特定のモーション･パターンの検出に基づいて、またはMLCに設定された特定のデシジョン･ツリーの出力に基づいて、リアルタイムでデバイスを自動的に設定変更することができます。

ISM6HG256Xは、高g加速度センサ用に独立したチャネルと検出用フィルタを組み込んでおり、資産追跡、ロボット工学とファクトリ･オートメーション、状態モニタリング、および作業員用PPE（個人用防護具）の衝撃要件に完全に対応できます。