4,000人以上の従業員を擁するシンガポール拠点は、ST最大規模の前工程製造・電気テスト(EWS)施設を有し、パッケージの研究開発も行っています。1984年に設立されたSTのアンモキョ工場は、シンガポール初の前工程ウェハ工場です。
STのアンモキョ工場は、「Lab-in-Fab」型研究開発ラインを有し、圧電MEMS技術の進歩に貢献しています。2020年に発表されたこの「Lab-in-Fab」には、最先端かつ補完的な能力を持つ3社のパートナーが結集しています。この協業は、イノベーションの促進や、未来のアプリケーションに向けた新材料、技術、製品の開発加速を目的としています。
シンガポールにある4拠点の新入社員は、エンゲージメントの向上に向けてキュレーション・イベントに参加します。これにより、他拠点の同僚と人脈を形成し、シンガポールにおけるSTの事業について理解を深めることができます。拠点ごとに実施していたプレゼンテーション・ベース形式から、より多くの人が実際に参加するアクティビティ・ベースの形式に移行することで、より大きな相乗効果を生み出しています。
STは、グローバル企業として、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ & インクルージョン)を推進しています。この取り組みを主導しているのが、WISE(Women Inspiring Supporting and Empowering)グループです。WISEは、STの拠点でパネル・ディスカッションやセミナーを開催し、女性にインスピレーションと力を与えています。シンガポールでは、現地チームが女性リーダーや協力者による座談会や講演を開催しています。これらのイベントは、人間的な成長と仕事上の成長を促進することを目的としています。
優れた実績や成果を上げ、貢献した従業員には、適正な報酬が与えられるべきであるとSTは考えています。
トータル・リワード・パッケージ
ヘルス・プラン & 生命保険
柔軟な福利厚生
キャリア形成
人、環境、経済、社会に貢献するサステナブルな文化
STのアンモキョ・テクノパークには、シンガポール最大の地域冷房システム(DCS)が導入される予定です。2025年に運用開始予定で、年間12万トンの二酸化炭素排出量(自動車約11万台分)削減に貢献することが期待されています。DCSにより、STのシンガポール拠点は冷房による消費電力を年間20%削減できる見込みです。
STEM分野の若者を鼓舞し、引き付けることは、次世代のエンジニアを誘致する重要な方法です。アンモキョ工場のSTEMプログラムは、過去数年間で大幅に拡大しています。United Women Singaporeのフラッグシップ・プログラム「GirlsPioneers」との戦略的パートナーシップにより、多くの若い女性がイベントや活動に参加しており、ジェンダーにおける多様性の向上につながっています。