オンライフ時代のMEMSセンサ: エッジAIを実現

オンライフ時代では、エッジ側にあるセンサ内でインテリジェントな処理が実行されます。つまり、ユーザ体験に影響を与えることなく、オンラインとオフラインの境目をなくし、コネクテッド・デバイスがセンシング、演算、意思決定をシームレスに行います。

人工知能が各ノードに広がることで、より電力効率の高いコネクテッド・デバイスが実現され、データの機密性が強化され、データ転送の減少により迅速な意思決定が可能になります。

 

オンライフ時代のテクノロジー

2022年、STは、インテリジェント・センサ処理ユニット(ISPU)を組み込んだ新世代のMEMSセンサを提供します。ISPUは、信号処理とAIの技術を使用してモーション・データを分析するように最適化され、システムをウェイクアップすることなく、マイクロコントローラやゲートウェイ / クラウドにデータを転送する前にエッジでデータを処理します。

NanoEdge* AI Studioのソフトウェア・ソリューションでは、まもなくISPUがサポートされ、オンデバイス学習機能が提供されます。

オフラインからオンライフの時代まで、20年にわたるMEMSの歴史については、こちらのプレゼンテーションをご参照ください。このプレゼンテーションの概要は以下のとおりです。

  • ISPUの概要
  • エッジにおける3つの設計基準
  • 技術的優位性
  • オンデバイス学習ソリューション向けのNanoEdge™ AI Studio

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イベント予定: tinyML Summit and Research Symposium

  • ISPUの概要
  • エッジにおける3つの設計基準
  • 技術的優位性
  • オンデバイス学習ソリューション向けのNanoEdge™ AI Studio
 

 

 

 

AIコア搭載MEMSセンサ(ISPU:インテリジェント・センサ処理ユニット)

STは、インテリジェント・センサ処理ユニット(ISPU)を組み込んだ新世代のMEMSセンサを提供します。ISPUは、超低消費電力、高計算効率、高性能を特徴とするプログラマブルなコアであり、高度な信号処理やAIアルゴリズムをエッジ内で実行できます。ISPUのプログラムはCコードで記述され、複雑なAIモデルのシームレスな自動実装も可能にするライブラリやサードパーティのツール / IDEを含む開発エコシステムとあわせて提供されます。ISPUは、ウェアラブル・アクセサリからハイエンド・アプリケーションにわたるあらゆるパーソナル電子機器だけでなく、異常検出、オートメーション、アセット・トラッキング、アラームなどの産業機器市場にも対応できる最先端機能です。

 

embedded world 2022では、100名以上のエキスパートが一堂に会し、デザインを新たなレベルに引き上げる組込みイノベーションを紹介します。AI、コネクティビティ、組込みセキュリティ、センシング、パワー・マネージメント、スマートなドライブ、アナログなどの分野に広がるSTのソリューションをご体験ください。ST製品の最新リリースや開発エコシステムの最新情報をお届けします。詳細は、デモをご覧ください。
embedded world 2022では、100人を超えるSTのエキスパートと知り合い、デザインを次のレベルに引き上げる組込みイノベーションを体験することができます。AI、コネクティビティ、組込みセキュリティ、センシング、パワー・マネージメント、スマート・ドライビング、およびアナログ・ソリューション分野のSTのソリューションをご紹介します。

 

embedded award:STのセンサでエッジにインテリジェンスを統合

革新的なインテリジェント・センサ処理ユニット(ISPU)が組み込まれたSTのLSM6DSO16ISおよびISM330ISセンサが、ハードウェア部門にノミネートされています。NanoEdge™ AI Studioソフトウェアで簡単に設定可能なISPUは、センサでリアルタイム処理に対応し、AIアルゴリズムを実行することができます。

 

 

 

tinyML Summit 2022

エッジにAIを組み込み、考えるセンサを実現
STマイクロエレクトロニクス、エグゼクティブ・バイスプレジデント、Andrea ONETTI

クラウドではなくセンシング素子や駆動素子のなるべく近くでデータの前処理と初期解析を行うと、AIソリューションを大幅に効率化することができます。この手法を活用すると、転送データの量を大幅に削減し、データのセキュリティとプライバシーを強化することが可能になります。クラウド・サーバで必要な処理とデータ・ストレージ・リソースを抑制できる一方、超低電力のマイコンやセンサのような電力が最適化されたコンポーネントで処理を実行できるようになります。遅延も最小限に抑えられ、危機的な状況でリアルタイムでの応答が可能になります。

 

AIが組み込まれた最新のMEMSセンサは、マイクロワット・レベルの消費電力と超低遅延で動作できるほか、センサとロジック処理がダイ上で統合されているためシリコン面積を最小限に抑えることができます。これらのデバイスは、オンライフ時代への道を開き、内蔵センサによるセンシング、処理、およびアクションの実行に対応した革新的な製品を実現します。この実証はすでに実用化されつつあります。STは、エッジにインテリジェンスをもたらす世界最小のセンサ・ソリューションを発表する予定です。

 

 

STは、2019年以降、tinyMLコミュニティに積極的に貢献しています。

tinyMLは、機械学習テクノロジーおよびアプリケーションの急成長分野で、超低消費電力でオンデバイスのセンサ・データ分析を実行できるツール、ハードウェア、アルゴリズム、およびソフトウェアが含まれ、バッテリ駆動デバイスを対象としてさまざまな状況での常時動作を実現します。

戦略パートナーかつゴールド・スポンサーであるSTは、3月28~30日のtinyML Summitに参加し、MEMSセンサ・サブグループのエグゼクティブ・バイスプレジデントであるAndrea Onettiの基調講演、4つのポスター・セッション、ワークショップ、および製品デモをいくつか行います。

tinyML Summit 2022におけるSTの活動の詳細については、こちらをご参照ください。


* は、STMicroelectronics International NVもしくはEUおよび / またはその他の地域における関連会社の登録商標および / または未登録商標です。