12 Mar 2019 | Geneva

STマイクロエレクトロニクス、コンスーマ機器および産業機器向けに耐水大気圧センサを発表

Geneva / 12 Mar 2019

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、化学的適合性、安定性、および精度を兼ね備えた耐水大気圧センサ LPS33W を発表しました。同製品は、フィットネス・トラッカーやウェアラブル機器、掃除機、産業用途で使用される汎用センサなど、幅広いアプリケーションに使用できます。

STマイクロエレクトロニクス、コンスーマ機器および産業機器向けに耐水大気圧センサを発表

粘性のあるポッティング・ゲルで内部を保護された円筒形のメタル・パッケージで提供されるLPS33Wは、IPX8等級を実現しており、塩水、塩素、臭素、洗剤(ハンド・ソープやシャンプーを含む)、電子たばこ用リキッド、ならびに軽工業用の化学薬品(n-ペンタンなど)に耐性があります。パッケージ・リッドは、高い耐腐食性を備えています。また、円筒パッケージにO-ringを簡単に装着できるため、シール材による密閉が必要なアプリケーションに適しています。

LPS33Wは、ST独自のゲルが持つユニークな特性とセンサに内蔵された信号処理用ASICにより、クラス最高の低圧力ノイズ(実効値0.008hPa)を実現しており、優れた分解能で測定が可能です。また、組立工程でのリフローはんだ付けによるストレスの影響をほとんど受けないため、ドリフトを±2hPa未満に抑えるとともに、72時間で通常の精度に回復します。これは、その他のセンサと比較して倍以上の速さです。さらに、温度補正機能を内蔵しており、0°C~65°Cの動作温度範囲で±3hPa以内の精度を維持します。

LPS33Wは、高性能モードでわずか15µA、低消費電力モードで3µA、またパワーダウン時には1µAの消費電流で動作するため、バッテリ駆動機器の長時間動作に貢献します。大容量1280bit FIFOにより、32bitの圧力・温度データを最大40スロットまで保存できるため、ホスト・マイクロコントローラの処理を最小限に抑えることでさらに消費電力を削減できます。また、ローパス・フィルタと、I2CおよびSPIデジタル・インタフェースも内蔵しています。

LPS33Wは現在量産中で、円筒形メタル・パッケージ(直径3.3mm x 2.9mm)で提供されます。単価は、1000個購入時に約3.60ドルです。

詳細についてはウェブサイトをご覧ください。

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