パワー・マネージメントの機能、柔軟性、消費電力の観点からECU設計を強化
SPSB081システム・ベーシス・チップには、LIN、オプションのCAN-FD物理通信レイヤ、および2つの低ドロップアウト・レギュレータが搭載されています。1つ目のレギュレータは固定レール(5Vまたは3.3V)を使用しており、2つ目はプログラム可能なトラッカ電圧レギュレータとなっています。これらのパワー・マネージメントICは、診断および保護機能に加え、LEDとセンサに給電する4つのハイサイド・ドライバを備えています。
SPSB081車載用システム・ベーシス・チップ・ファミリ
主な機能
- AEC-Q100認定済み
- 2つの組込み低ドロップアウト・レギュレータ(LDO)
- 低静止電流48µA(標準15µA)
- 準拠したLINおよびCAN-FDトランシーバ
- 4つのハイサイド・ドライバ(0.14A)(RON = 7Ω)
- 各ハイサイド・ドライバ向けの10bit PWMタイマ
- フェイル・セーフ信号生成用のDIAGNピン
- ハイサイド・ドライバ向けの電流モニタ出力
- 全出力用のオープン負荷診断
- 過電流、過電圧、一時的保護
アプリケーション例
関連情報
STの車載用パワー・マネージメントIC、CAN FDとLINを統合し、よりシンプルな車体コントローラを実現
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STのSPSB081車載用パワー・マネージメントICには、メインの固定電圧低ドロップアウト・レギュレータ(LDO)、二次のプログラム可能なLDO、4つのハイサイドドライバ、CAN FDトランシーバ、オプションのLINトランシーバなどを含め、多彩な機能が搭載されています。
LINおよびCAN-FDトランシーバ搭載の車載用パワー・マネージメントIC
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SPSB081は、パワー・マネージメント・システムICとして、強化されたパワー・マネージメント機能を電子制御モジュールに提供します。これには、プログラム可能なローカルおよびリモート・ウェイクアップ機能で電力消費を最小限に抑える各種スタンバイ・モードのほか、LIN(オプション)、CAN-FD物理通信レイヤなどが含まれます。