2024年10月29日 - 10:00 午前 CEST
インテリジェント・センサ・プロセッシング・ユニット(ISPU)を使用してIMUセンサ上で小規模ニューラル・ネットワークを直接実行し、比類のないパフォーマンスと効率を実現する方法を解説します。
デニース・サンフィリッポ(Denise Sanfilippo)
アプリケーション開発エンジニア
最新世代の64bit STM32マイクロプロセッサは、高度でセキュアな組込みAIアプリケーションを実現します。
アーキテクチャ | コア デュアルArm® Cortex®-A35 | 最大動作周波数 1.5GHz | コプロセッサ Arm® Cortex®-M33 | コプロセッサ最大動作周波数 400 MHz | DRAMサポート DDR3(L)/ DDR4/ LPDDR4 16/32bit | ||
組込みAIとマルチメディア | NPU(ニューラルネットワーク処理ユニット) 1.35 TOPS | 3D GPU 1080p60(RGB、LVDS、DSI出力対応) | ビデオ・エンコーダ H.264でのエンコード/デコード | PCIe Gen2 | Ethernet 3ポート(スイッチ付き、TSN対応) | USB 3 | ディスプレイ・インタフェース LVDS/DSI |
セキュリティ | ターゲット認証レベル SESIPレベル3 PSA Certifiedレベル1 | TrustZone® あり | リソース・アイソレーション・フレームワーク あり | セキュア・プロビジョニング・エコシステム あり |
一般的な疑問に対する明確かつ簡潔な答えがすぐに見つかります。
ST Edge AI Suiteは、幅広いセンサに対応しています。対応センサの内訳は以下のとおりです。
ST Edge AI Suiteは、機械学習コア(MLC)やインテリジェント・センサ(ISPU)を内蔵したMEMSデバイスをはじめとするSTセンサに最適化されていますが、入力データがツールの要件に適合している限り、あらゆるセンサを扱うことができます。
ST Edge AI Suiteのツールは、さまざまなタイプのデータに対応できます。
ユースケースに適したツールの使用をガイドすることで、AIモデルの実装を円滑にします。
さらに、以下を活用することで、STハードウェアへの実装も支援できます。
ST Edge AI Suiteは、商業利用を含め無料です。そのため、組込みシステムにAIを統合する場合のコスト効率に優れた選択肢となります。