製品概要
概要
VL6180Xは、STの特許取得済み技術FlightSense TM を使用した最新の製品です。これは、対象物の反射率に依存せずに絶対距離を測定できる画期的な技術です。VL6180Xは、光が最も近い対象物に届き反射光がセンサに戻るまでの時間(Time-of-Flight)を正確に計測する測距センサです。対象物の色や表面に大きく左右される反射光量に基づく距離の推定は行いません。
VL6180Xは赤外線発光器、測距センサ、周辺光センサの3つの構成要素を単一のリフロー対応パッケージに集積しており、そのまますぐに実装することができます。そのため、機器メーカーが行う光学および機械設計の最適化作業の期間を短縮し、コストを軽減します。
このモジュールは超低消費電力で動作します。測距および周辺光の測定は、ユーザが定義した時間間隔で自動的に行われます。ホストの動作を最小限に抑えるために、複数の閾値と割込み方式がサポートされています。
ホストの制御および結果の読み出しは、I 2 Cインタフェースを用いて実行します。測定準備や閾値割込みなどのオプションの追加機能はプログラミング可能な2つのGPIOピンによって提供されます。
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特徴
- 3イン1のスマートな光学モジュール
- 測距センサ
- 周辺光センサ
- VCSEL光源
- 高速かつ正確な測距
- 0 ~ 10cm超の絶対測定距離
- 対象物の反射率に依存しない
- 周辺光の除去
- カバー・ガラスのクロストーク補正
- ジェスチャ認識
- ホスト・システムは、距離および信号レベルを用いてジェスチャを認識
- デモ・システム(Androidスマートフォン・プラットフォームに実装)を提供中
- 周辺光センサ
- 幅広いダイナミック・レンジ
- 超低照度にて正確/高感度
- 照度により較正される出力
- 容易な統合を実現
- 単一リフロー対応部品
- 追加の光学部品やガスケットは不要
- 単一電源
- デバイス制御およびデータ転送用のI 2 Cインタフェース
- プログラミング可能な2つのGPIO
- 測距およびALS双方のためのウィンドウおよび閾値設定
- スマートフォン/携帯型タッチスクリーン機器
- タブレット/ノートPC/ゲーム機器
- 家電/産業用機器
- 3イン1のスマートな光学モジュール
注目ビデオ
推奨コンテンツ
EDAシンボル / フットプリント / 3Dモデル
すべてのリソース
タイトル | バージョン | 更新日 |
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ハードウェアモデル (2)
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XLSX | 1.0 | 16 Dec 2021 | 16 Dec 2021 | |
ZIP | 1.3 | 19 Nov 2018 | 19 Nov 2018 |
Board Manufacturing Specifications (1)
タイトル | バージョン | 更新日 | ||
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ZIP | 1.0 | 16 Nov 2020 | 16 Nov 2020 |