26 Nov 2018 | Geneva

STマイクロエレクトロニクス、SPIポートおよび診断・安全・保護機能を搭載した ガルバニック絶縁内蔵ハイサイド・スイッチを発表

Geneva / 26 Nov 2018

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、ガルバニック絶縁内蔵ハイサイド・スイッチであるISO8200AQを発表しました。SPIポート(20MHz)を搭載した同製品は、各チャネル毎の過熱検出による診断機能の向上と、複数デバイスのデイジー・チェーン接続によるシステム・マネージメントの効率化を実現します。また、パワー・グッド出力により、処理側の電源の状態を表示することも可能です。

STマイクロエレクトロニクス、SPIポートおよび診断・安全・保護機能を搭載した ガルバニック絶縁内蔵ハイサイド・スイッチを発表

STのガルバニック絶縁ハイサイド・スイッチの製品ファミリを拡充するISO8200AQは、産業用電力線通信、PCおよび周辺機器や、従来のFA機器またはIndustry 4.0によるスマート・ファクトリで使用される数値制御装置など、要求の厳しいアプリケーション向けに最大限の安全性と堅牢性を提供します。

ISO8200AQは、内蔵のガルバニック絶縁(2500Vrms)により高い安全性が実現されており、最終アプリケーションの小型化や一般的な絶縁用途にも使用することができます。また、デイジー・チェーン接続に対応したSPIポートを搭載しているため、1つのホストで複数のスイッチを効率的に制御することができます。

パワー・グッド出力を搭載したISO8200AQは、電源レールがプリセットされた最低しきい値電圧を下回ると制御システムに警告が発せられます。これにより、通信エラーや過熱状態の信号を出力するフォルト出力ピンが補完されます。

また、ISO8200AQには、0.12Ω(標準値)のオン抵抗に加え、0.7Aの最大電流定格を持つ8つのチャネルが搭載されており、抵抗性、誘導性および容量性のあらゆる負荷を、最小限の電力損失と熱損失で制御します。

ISO8200AQは、短絡保護、チャネルおよびケースの過熱保護、接地や電源の断線保護といった保護機能を内蔵しているため、安全性をさらに高めることができます。また、自動リスタートとヒステリシスを備えた低電圧シャットダウン、Vccクランプによる過電圧保護、誘導性負荷のスイッチ・オフによる損傷を防ぐ出力電圧制御といった機能も備えています。さらに、同製品は、プログラマブル・コントローラの機能特性と仕様に関する規格であるIEC61131-2の要件に対応しています。

ISO8200AQには、性能を最大限に引き出すため、サポート・ツールによる充実した開発エコシステムが用意されています。例えば、セットアップの評価および微調整を簡略化する機能評価ボードであるX-NUCLEO-OUT02A1や、デバイスの動作を可視化するグラフィック・ユーザ・インタフェース(GUI)であるSTSW-IFAPGUIなどが含まれます。X-NUCLEO-OUT02A1を使用することで、同製品に内蔵されたロジックとパワー段の間のガルバニック絶縁を利用して逆極性保護やEMC対策を付加できるため、産業用安全規格であるIEC61000-4-2、IEC61000-4-4およびIEC61000-4-5に準拠することができます。

ISO8200AQは、TFQFPN32パッケージ(9 x 11mm、32ピン)で提供されます。単価は、1000個購入時に約3.125ドルです。

詳細については、www.st.com/iso8200aq-prをご覧ください。

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