効率改善に向けたビルのスマート化は、企業が抱える最も大きな課題の1つです。Schneider Electric社がSTマイクロエレクトロニクスと共同で開発した人流カウント・センサは、人数のカウントが可能です。また、広視野・低解像度の温度センサを使用して、両方向で仮想ラインを越えたかどうかも検出します。

この有望なテクノロジーは、待ち行列、ビルの稼働率、ソーシャル・ディスタンスの監視などといった多数のアプリケーションにおける、勤怠管理や人数カウントの新たなソリューション実現への道を開きます。STマイクロエレクトロニクスと共同で開発したこの革新的なデモは、ホテル、オフィス、小売店のほか、出欠状況や空間占有状況の把握に価値がある一般的なビルなど、さまざまな分野に応用可能で、未来のビルを再定義するでしょう。

MAXIME LOIDREAU氏, SCHNEIDER ELECTRIC社、IoTセンサ・プログラム・マネージャ

アプローチ

このプロトタイプは、標準のSTM32マイクロコントローラ上で動作し、飲食店の来店客数をリアルタイムかつ高精度でカウントできます。
これは、STM32マイコンに組み込まれたAIアルゴリズムと熱赤外線テクノロジーの利用によって実現されます。

センサ

LYNRED社製熱赤外線カメラ
コード最適化ツール

STM32Cube.AI

STM32Cube.AI
動作環境

STM32H7シリーズ

STM32H7シリーズ

リソース

STM32Cube.AIで最適化されたコード

STM32Cubeの無料の拡張パッケージX-CUBE-AIを使用すると、ニューラル・ネットワークや機械学習モデルなどの学習済みAIアルゴリズムを、STM32用の最適化されたCコードに自動変換できます。

STM32Cube.AI STM32Cube.AI STM32Cube.AI

STM32H7シリーズで動作

Arm® Cortex®‑Mプロセッサをベースとする32bit汎用マイクロコントローラのSTM32ファミリは、より柔軟かつ自由なアプリケーション開発を実現します。高性能、リアルタイムの処理能力、デジタル信号処理(DSP)、低消費電力 / 低電圧動作、コネクティビティなどのさまざまな機能を集積した製品により、開発をサポートします。

STM32H7シリーズ STM32H7シリーズ STM32H7シリーズ
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