CAM-55G1

概要

CAM-55G1プロモジュールは、VD55G1 0.56メガピクセル･モノクロ･イメージ･センサのシームレスな評価と開発のために作られた幅広く活用頂ける評価用カメラ･モジュールで、VD55G1イメージ･センサ、レンズ、レンズ･ホルダ、コネクタが5.0mm角の小型サイズに統合されています。

CAM-55G1では、自動露光、オート･ウェイクアップ機能、背景除去機能など、VD55G1イメージ･センサに組み込まれているオンチップ機能を評価することが可能です。複数のGPIOにより、本モジュールを光源や外部信号と同期させることができ、シングル･レーンのMIPI CSI-2出力を備えているため、組み込みの低消費電力システムに最適です。

複数のレンズ･オプションを備えたプロモジュールは、光学的要求と機械的要求が多様なあらゆるアプリケーションのニーズに最適なソリューションを提供します。また、すべてのカメラ･モジュールにおいて、FPCと基板間のコネクタとピン配列は同じ仕様となっています。このプラグ･アンド･プレイの仕様により、ユーザはプロモジュールをいつでも変更することができるため、ST BrightSense製品において異なるレンズ、カラー･オプション、さらには異なるイメージ･センサでも同じように使用することができます。

CAM-55G1プロモジュールは、STが提供するハードウェアおよびソフトウェア･ツールを使用することで、PCまたは組み込み系プラットフォーム上で評価することができます。ハードウェアとしては、STが提供している互換性のあるEVKメイン･ボードやPボードを用いることで、それぞれPCや組み込み系プラットフォームへの接続を可能にし、ソフトウェアとしては評価GUIとLinuxドライバを提供しており、これらはいずれもSTのウェブサイトからダウンロードできます。