製品概要
主な利点
強力な開発ツール
コンテキスト機能やその他のセンサ機能だけでなく、AIアプリケーション向けのコンピュータ・ビジョン向けツールなど、幅広くサポートされているライブラリ
汎用ソリューション
複数のOS(Windows、Ubuntu)とソフトウェア(Pythonネイティブ、MATLAB、C++など、簡単な移植を介して)をサポート
概要
ST BrightSense SDK(ソフトウェア開発キット)は、ST BrightSenseイメージ・センサの全製品を対象としたアプリケーション開発のための効率的なソリューションを提供します。
まず初めに、EVKメイン・ボードをUSBでPCに接続し、STのウェブサイトから無料のソフトウェア・パッケージをダウンロードするだけで開発を開始することができます。また、WindowsとUbuntuの両方のプラットフォームに対応しているため、ユーザの好みの環境で開発することが可能です。
このSDKには、広範囲にわたるツール・ライブラリと柔軟性の高いPython APIラッパーが含まれており、Pythonからのシンプルなポーティング用ラッパーによって、MATLAB®、C++、Visual Basicなどの他の環境へシームレスに統合、拡張できます。
また本SDKでは、事前に定義された定数によるセンサ・レジスタ・アドレスへのアクセス、フレーム・デコードや、オート・ウェイクアップ機能や画像差分モードなどの高度なセンサ機能を含む充実した機能を提供しています。さらに、OpenCVの統合により、コンピュータ・ビジョン・アルゴリズムが組み込まれており、開発者はAIベースのカメラ・アプリケーションを簡単に開発することが可能です。
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特徴
- 対応OS:
- Windows 10以降
- Ubuntu 20.04以降
- 言語:
- サンプル・コード:Python(3.9以降)
- ポーティング用ラッパー:MATLAB®、C++、Visual Basicなどに対応
- 主な特徴:
- センサ・レジスタ・アドレスの定義(定数)
- フレーム・デコード(RAW8/10、ISLなど)
- Python API
- センサ機能の実装(オート・ウェイクアップ、画像差分モードなど)
- コンピュータ・ビジョン・アルゴリズム(OpenCVなど)
- 互換性のある評価用ハードウェア:
- EVKメイン・ボード(STEVAL-EVK-U0I)
- 対応OS: