STのSTM32F205/215マイクロコントローラは、高性能CPUコア、内蔵メモリ、および豊富な周辺回路を高度に集積しており、産業用機器およびコンスーマ・アプリケーションに最適な製品です。
性能: 120MHzで動作するSTM32F205/215は最高150DMIPS/398CoreMarkの性能を発揮します(内蔵Flashメモリからの命令実行時。ST独自のART Acceleratorにより、ゼロウェイト・ステートでFlashメモリアクセスを実行)。
電力効率: STの90nmプロセス、ART Accelerator、およびダイナミック・パワー・スケーリングにより、Flashメモリから実行した場合の電流消費は120MHzでわずか175µA/MHzです。
充実のコネクティビティ、および革新的な周辺機能
- 2 x USB OTG(1系統はHSをサポート)
- オーディオ: 専用オーディオPLLおよび2系統の半二重I²S
- 最大15個の通信インタフェース(6 x USART [最大7.5Mbit/s]、3 x SPI [最大30Mbit/s]、
3 x I²C、2 x CAN、SDIO) - アナログ: 2 x 12bit DAC、3 x 12bit ADC(最高2MSPSまたはインタリーブ・モードで6MSPS)
- 最大17個のタイマ: 16bitタイマおよび32bitタイマ
- Compact Flash、SRAM、PSRAM、NOR、およびNANDの各メモリをサポートするメモリ・コントローラ(FSMC)
- アナログ式真乱数発生器
- STM32F215は、AES 128、AES 192、AES 256、Triple DES、およびハッシュ(MD5、SHA-1)でハードウェア・アクセラレーションを実現する暗号/ハッシュ・プロセッサを搭載
STM32F205/215ラインは、128KB~1MBのFlashメモリと最大128KBのSRAMを搭載し、64ピン~144ピンのパッケージで展開です。