CAM-56G3

概要

CAM-56G3プロモジュールは、CAM-56G3 1.5メガピクセル･モノクロ･イメージ･センサのシームレスな評価と開発のために作られた幅広く活用頂ける評価用カメラ･モジュールで、VD56G3イメージ･センサ、レンズ、レンズ･ホルダ、コネクタが6.5mm角の小型サイズに統合されています。

CAM-56G3は、ビニング、自動露光、コンテキスト管理など、VD56G3イメージ･センサに組み込まれているオンチップ機能を活用しています。複数のGPIOにより、本モジュールを光源や外部信号と同期させることができ、MIPI CSI-2出力を備えているため、組み込みの低消費電力システムに最適です。

複数のレンズ･オプションを備えたプロモジュールは、光学的要求と機械的要求が多様なあらゆるアプリケーションのニーズに最適なソリューションを提供します。また、すべてのプロモジュールにおいて、FPCと基板間のコネクタとピン配置は同じ仕様となっています。このプラグ･アンド･プレイの仕様により、ユーザはプロモジュールをいつでも変更することができるため、ST BrightSense製品において異なるレンズ、カラー･オプション、さらには異なるイメージ･センサでも同じように使用することができます。

CAM-56G3プロモジュールは、STが提供するハードウェアおよびソフトウェアを使用することで、PCまたは組み込み系ボード上で評価することができます。ハードウェアとしては、STが提供している互換性のあるEVKメイン･ボードやPボードを用いることで、それぞれPCや組み込み系のプラットフォームへの接続を可能にし、ソフトウェアとしては評価用GUIとLinuxドライバを提供しており、これらは弊社ウェブサイトからダウンロードできます。