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汎用ESDプロテクション

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eDesignSuite

EMC耐性とは、物理的に損害を与えうる電磁エネルギーの受信を制限することで、機器がその電磁環境において適切に動作する能力のことです。ESDと呼ばれる静電気放電はここに分類されます。ESDは、過渡電圧として通電することもありますが、立ち上がり時間が短いため高調波を放射し、他の信号と結合することで、アプリケーションの動作を不安定にするのに十分な電磁エネルギーを生成することがあります。つまり、プリント基板をESDから保護する必要があります。

適切なESDプロテクションを選定するためには、次の 3つのパラメータを検証する必要があります。

1. ESDプロテクションはアプリケーションの通常動作時には動作しない必要があります。

そのためには、プロテクションの端子間容量値を、アナログ・インターフェースの場合はアプリケーションのバンド幅と、デジタル・インターフェースの場合はデータ・レートに合わせて選択する必要があります。

2. ESDプロテクションは、ESD現象が発生したときに効果的でなければなりません。

適切なクランプ特性を持つプロテクションを選ぶために、ラインの最大電圧のすぐ上のVRM特性を持つESDプロテクションを選択することをお勧めします。

3. 電源投入時にスナップバック型プロテクションのラッチアップを避けるためには、良好なシステム統合を実現できるよう保持電圧をDCライン電圧よりも高くする必要があります。

単一方向および双方向のダイオード・アレイを提供するSTのESD製品ポートフォリオは、ほんの数例を挙げるだけでも、スマートフォン、オーディオ・アクセサリ、IoTデバイスなどのパーソナル電子機器、メータ用や医療用の電子機器といった産業用アプリケーション、ホーム・ゲートウェイ、サーバ、ストレージ・デバイス用の通信機器など多数の電子機器に対応しています。

01005や0201といった最小のシングルライン・パッケージや、産業用アプリケーションでよく使用される一般的なSOT23、0402(SOD882)、QFN、およびDFNパッケージなど、広範囲のSMDパッケージが用意されています。

また、電気的オーバーストレスに対する堅牢性と高信頼のクランプ性能も提供されており、次の規格に準拠しています。

  • IEC 61000-4-2 ESDプロテクション(レベル4以上)、最大±30 kV(気中放電)および±30 kV(接触放電)
  • IEC 61000-4-5 サージ耐性

マイクロコントローラ周辺の保護とフィルタ