IO-Linkゲートウェイ
フィールドバス & 産業用イーサネット
ワイヤレス / 非接触通信(RFID / NFC)
産業用ゲートウェイ
OT(Operation Technology)ネットワークとIT(Information Technology)ネットワーク
OTネットワークは、オートメーションと関連付けられ、水平方向のデータ・フローを特徴としています。高い信頼性を備え、干渉が大きく厳しい環境においても、中断することなくデータ送信を行う必要があります。ITネットワークは、一般的に垂直方向に位置付けられ、エンド・ユーザに高い送信レートでサービスを提供するように設計されています。
当初、産業システム向け通信ソリューションは、EtherCATやPROFINETなどの独自のフィールドバスおよび産業用イーサネットソリューションに限定された有線プロトコルによって開発されました。現在は、これらのプロトコルを無線通信とともに1つの規格に集約する傾向にあります。また、高い信頼性を持ってセンサ・データにアクセスする必要があり、これに対してはIO-Linkが特にうまく対応しています。
STのソリューション(有線トランシーバ、無線、マイクロコントローラのエッジ・コンピューティング、セキュリティなど)
STは、進化を続けるIndustry 4.0に対応するため、さまざまなマイクロコントローラ(マイコン)、パワー・マネージメントIC、車載用通信トランシーバを開発・製造しています。これらの製品は、センサからクラウドへの通信のための多くの有線 / 無線に対応できるように設計されています。また、STは、独自のEthernetプロトコルに幅広く対応、産業用ゲートウェイ・ソリューションの迅速な設計をサポートするために、戦略的パートナーシップを構築しています。開発者は、RS232、RS485、Ethernet、Sub-1GHz、2.4GHzなどのさまざまな有線 / 無線インタフェースに対応するSTM32マイコンおよびSTM32MP1マイクロプロセッサを利用することができます。
STは、クリティカルな安全性およびセキュリティ向け要件に対応するため、専用のライブラリとチップセットの開発にも注力しています。苛酷な製造環境で発生するサージおよび過電圧障害からハードウェア・インタフェースを守る、堅牢な保護機能にまで及んでいます。