電源システムの電気的な異常を検出・分類する
このユース・ケースは、 Kaggle社のデータセット「 Electrical Fault detection and classification(電気的障害の検出と分類)」に基づいています。
目標は、まず電源システムの異常を検出したうえで、検出された異常を、発生する可能性がある6種類の異常のいずれか1つに分類します。
3相(A、B、C)の発電機4台からなる基準電源システムを使用し、3相それぞれの電圧と電流に関する12,000個のデータ・ポイントによって構成されるデータを収集します。
次に、 NanoEdge AI Studioを使用して、これらの入力から電気的な異常を検出、分類するN-クラス分類モデルを作成しました。
異常検知:
98.90%の精度、0.6KバイトのRAM、7.1Kバイトのフラッシュメモリ
故障分類:
98.51%の精度、0.1KB RAM、214.9KB フラッシュ
要件に合った最適なAIモデルを簡単に見つけられるようユーザをステップ・バイ・ステップでガイドし、組込みプロジェクトにAIを追加できる無償のAuto MLソフトウェアです。
Arm® Cortex®-Mベース32bitマイコンのSTM32ファミリは、マイコン・ユーザに高いレベルの自由を提供します。完全統合性および開発の容易さを維持しながら、高性能、リアルタイム性能、豊富な機能、デジタル信号処理、低消費電力 / 低電圧駆動、およびコネクティビティを兼ね備えた製品を提供します。