STは、高い信頼性とコスト効率を特徴とするワイヤレス・コネクティビティ・ソリューションを提供しています。
- IoTに接続するスマート機器の実現
- 近距離無線通信を用いたケーブルレス / コネクタレス化
さまざまなネットワークを支えるワイヤレス・テクノロジーは、それぞれ異なる通信距離、消費電力、および帯域幅要求を持ち、多くの場合に特定の規格仕様に則って使用されています。ワイヤレス・センサ・ネットワーク、より広くはIoTの重要性が高まるとともに、あらゆる電子システムがワイヤレス・コネクティビティを必要としています。
STは、Sub-GHz遠距離ネットワーク(Sigfox、6LowPan、ワイヤレスM-Bus(wM-Bus)、LoRaWAN®)、60GHz短距離ミリ波RF、Bluetooth® Low Energy、802.15.4、OpenThread、LTE Cat 1、ナローバンドIoT(NB-IoT)をはじめとする主要な無線通信技術に対応した幅広い無線通信トランシーバやネットワーク・プロセッサIC、認証済みモジュールの製品ポートフォリオを提供しています。
また、リファレンス設計および各種認証済みモジュールやソフトウェア・パッケージ、プロトコル・スタック、評価ボードを備えた包括的な開発エコシステムの提供により、開発期間の短縮をサポートします。
Bluetooth® Low Energy
QFNパッケージ、WLCSP(ウェハ・レベル・チップ・スケール・パッケージ)、および各種認証済みモジュールで提供されるBluetooth® Low Energyソリューション向けの超低消費電力トランシーバ。ネットワーク・プロセッサやアプリケーション・プロセッサのラインアップをサポートし、包括的なプロトコル・スタックをサポートします。
OpenThread
デュアル・コアSTM32WBワイヤレス・マイクロコントローラ(マイコン)および認証済みのOpenThreadソフトウェア・スタックにより、IPベースの低消費電力無線メッシュ・ネットワーク向けのOpenThreadソリューションへのアクセスが可能です。また、複数プロトコルの同時処理によりBluetooth® Low Energy 5.0モードに対応します。
LoRaWANテクノロジー
LoRaWAN®プロトコル・スタックは、LoRaワイヤレス通信によりM2MおよびIoTアプリケーション向けの低消費電力広域ネットワーク(LPWAN)を構築し、高速通信を実現します。
Sigfox
低消費電力で少量データの長距離送信を目的としたLPWAであるSigfoxは、世界中のIoTデバイスを接続します。Sigfoxは、IoT向けコネクティビティの世界的な主要プロバイダです。 世界中のIoTデバイスから送信される小さな信号も受信します。
Sub-GHz
STのSub-GHzソリューションには、最適化されたパッケージや、超低消費電力トランシーバおよびトランスミッタ、完全認証済みモジュール、ワイヤレス・マイコンなどが含まれ、免許不要のISM帯およびSRD帯のアプリケーションに対応します。
60GHz無線通信トランシーバ
ST60は免許不要の60GHz Vバンドで動作し、近距離(数センチメートル)の非接触高速コネクティビティを提供する完全に統合されたミリ波無線通信トランシーバです。ST60は、さまざまなコンスーマ向けおよび産業用アプリケーションにおいて、ケーブルレス / コネクタレス・ソリューションを実現します。ST60は、きわめて低い消費電力でマルチギガビットのデータ・レートを実現する、クラス最高レベルの無線性能を提供します。
注目ビデオ
With today’s technologies, users can also receive an alert on their phone or a wearable device. ST’s S2-LP, sub-1GHz RF transceiver and the TSU111 operational amplifiers together with STM32 enable such enhanced alarms.